「女優霊」「リング」の
本作は、高橋が神道霊学研究家の武田崇元のインタビュー記事で出会った「霊的ボリシェヴィキ」という言葉から発想したホラー。集音マイクがそこかしこに仕掛けられた奇妙な施設を舞台に、“あの世に触れた”ことがある男女たちが狂気の世界へと足を踏み入れていく。主人公の由紀子を
YouTubeにて公開された予告編には、由紀子たちの間に狂気が充満していく様子が切り取られている。また終盤には呪文のような不気味な言葉が繰り返され、由紀子の怯えた表情などが収められていく。
「霊的ボリシェヴィキ」は東京・ユーロスペースほかにて全国順次ロードショー。また現在MotionGalleryにて配給や宣伝、海外映画祭エントリーなどの費用を募るクラウドファンディングが実施されている。
高橋洋 コメント
「霊的ボリシェヴィキ」という言葉に出会ったのは今から20年以上前。神道霊学研究家、武田崇元氏のインタビュー記事を通じてでした。「霊的」×「ボリシェヴィキ」(レーニンが率いた革命党派)。「霊」と「唯物論」のあり得ない組み合わせに自分は啓示のごとく撃たれ、そのままタイトルに戴いた映画を撮らねばならぬと思い定め、紆余曲折を経て、今回ついにインディペンデント制作の形で実現しました。「霊的ボリシェヴィキ」とは何なのか? これほど深く取り憑かれているにもかかわらず、自分はいまだに説明する言葉を持ちません。映画を通してしか表現できないもの、なのかも知れません。ところで、撮影中に気づいたのですが、今年は偶然にもロシア革命100周年でした……。
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リンク
- 「霊的ボリシェヴィキ」公式サイト
- 「霊的ボリシェヴィキ」予告編
- MotionGallery
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おおとも ひさし @tekuriha
高橋洋の監督作「霊的ボリシェヴィキ」封切り日決定、予告編も公開 - 映画ナタリー https://t.co/HjNGksaG2x