C・ドヌーヴ×C・フロ「ルージュの手紙」予告編、自由すぎる母が「野菜なんて嫌」

カトリーヌ・ドヌーヴとカトリーヌ・フロが共演する「ルージュの手紙」の予告編が、YouTubeにて公開された。

「ヴィオレット-ある作家の肖像-」のマルタン・プロヴォが監督した本作では、助産師クレールと血のつながらない母・ベアトリスが30年ぶりに再会し、ぶつかり合いながらも絆を深めていくさまが描かれる。ドヌーヴが自由奔放な性格のベアトリスに扮し、フロが実直な性格のクレールを演じた。

このたび公開された予告編では、30年前に突如姿を消したベアトリスが、クレールに会いにやってくる。そしてベアトリスが「そのコート老けて見えるわよ」とクレールの服装にケチをつける様子や、健康を気遣われても「味のない野菜なんて嫌」と言って聞かない場面などが映し出される。やがて2人は本音で話し合うようになり、ベアトリスが「あなたが本当の娘ならよかったのに」とこぼすシーンも収められた。また映像には、ドヌーヴと同じ1943年生まれの女優・樹木希林の「こんなに感情が理解できる映画には、なかなか出逢えない！」というコメントも使用されている。

「ルージュの手紙」は、12月に東京・シネスイッチ銀座ほか全国でロードショー。