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加賀やっこの同名マンガを古澤健が実写映画化した「一礼して、キス」は、高校3年生の弓道部部長・岸本杏を池田が、杏の弓道をする姿に恋した後輩・三神曜太を中尾が演じたラブストーリー。そのほか前山が杏のよき理解者・五十嵐克己、結木が弓道部のムードメーカー・遠藤章太郎を演じている。
道着姿で登場したキャスト陣。池田は「小笠原流の着付けだと、女性はここで帯を見せるんです!」と腹のあたりを指差し、映画について「撮影中、杏の母性や、三神くんの魅力がどうしたら伝わるかなってずっと考えてたんです。でも原作を読むとそこに答えやヒントがあって。だからかなり原作をリスペクトした作品になってると思います」と話す。そして「映画には原作の空気感だけでなく、私たちだからこそ表現できた関係性や表情も詰まっています」とアピールした。
撮影が始まる前に、弓道の練習に励んだ池田と中尾。中尾は「監督と3人で役について話したり、関係を深めていたので、クランクインのときはナチュラルに過ごすことができて」と振り返る。一方の池田は「ずっとバチバチしてたんです! 弓道の先生に『中尾くんはどこまで進みましたか?』って毎回聞いてました(笑)」と回想。そして「私は邪念があるから、矢が的に全然当たらないんだ……」と練習時の苦労を語った。
結木は、本作で共演した松尾太陽(超特急)の自宅に泊まったエピソードを披露。「俺と暢樹と佐藤友祐の3人で行って。深夜3時に超特急のライブDVDをずっと観てました(笑)。太陽が生で歌ってくれたりして楽しかったです」と述懐する。これを聞いた池田は「ぜんぜん知らなかった! 仲間はずれ……」とボヤき、「現場には男の子がいっぱいいて、私は寮母の気分でした(笑)。休憩中とかに、道場の畳でみんなが円になって寝てるんですもん」とはにかんだ。
イベントでは、本作に登場する“胸キュン”シーンを男性キャストが甘いセリフとともに再現するコーナーが設けられた。結木は中尾に“頭ポンポン”をしながら「的ばっか射抜いてないでさ、俺のことも射抜いてくれよ」と語りかける。前山は「俺だけ、見てろよ」とつぶやき結木に“エア壁ドン”を行い、中尾は前山を“バックハグ”しながら「俺の好きな色はピンクなんだよ」と告白。客席からは黄色い声と笑い声が漏れた。
終盤には、本作の撮影が終わってからも弓道を続けていた中尾が「一昨日、弓道審査で初段受かりました!」と明かす一幕も。最後に池田が「弓道のように心をまっさらにして映画を楽しんでいただけたらと思います」と締め、イベントは幕を閉じた。「一礼して、キス」は11月11日より全国でロードショー。
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- 「一礼して、キス」公式サイト
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