ヒカリが謎の男とバトル？「デジモン tri.」キャストが第6章の展開ほのめかす

本日9月30日、劇場アニメーション「デジモンアドベンチャー tri. 第5章『共生』」の初日舞台挨拶が東京・新宿バルト9で行われ、八神ヒカリ役のM・A・O、テイルモン役の徳光由禾、望月芽心役の荒川美穂、メイクーモン役の森下由樹子が登壇した。

本作は、選ばれし子どもたちの活躍を描く「デジモンアドベンチャー tri.」シリーズの第5弾。M・A・Oは「それぞれの（デジ）モンたちが、最後の戦いでパートナーをかばっているところにキュンとしました。あと怖い話をしているときのヤマトさん！ 怖いけどがんばってごまかしているんやろなあって思います」と印象的なシーンに触れる。徳光は「夜の学校で、太一と芽心、芽心とアグモン、アグモンと太一がそれぞれ話す場面を観ると、涙があふれてきます」としみじみ。

イベントでは、シリーズ最新作「デジモンアドベンチャー tri. 第6章『ぼくらの未来』」が、2018年初夏に劇場上映されることが発表された。キャストたちはアフレコを終えたばかりだそうで、徳光はネタバレを気にしながら「ヒカリちゃんが謎の男と戦っていたなと」と同作の展開に言及する。また荒川が「録音の場所がいつもと違って、道がわからなかったので森下さんに連れて行ってもらいました」と述べると、森下は「エスコートしました！」とにんまり。それを受けて荒川は「2人で行ったのでちょっとリラックスした状態で収録に臨めました」とほほえんだ。

兄妹役を演じた花江夏樹とのエピソードを尋ねられたM・A・Oは「（マイク位置が）離れていて……！ しかも扉が出っ張った構造をしていたから、皆さんの顔を見ることができなかったんです！」と残念がる。徳光は花江と会話をする機会があったそうで「『第5章の太一はカッコよかったなー』と言ったら、『そうなんですよ、監督からも言われたんですよ！』と喜んでいました」と明かし、観客を和ませた。

最後にM・A・Oが「最終章まで一緒に走っていただけたらうれしいです！」とファンに呼びかけ、イベントを締めくくった。