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本作は、障害者の性への理解を訴える活動を行っている熊篠の実体験をもとにしたラブストーリー。幼少期に脳性麻痺を患い車椅子生活を送る主人公・クマと、人格障害を抱える風俗嬢・ミツの姿を描く。クマ役のリリーは「熊篠をモデルにした映画の初日を迎えられて感無量です」と述べたあと、「長くかかっている映画ではないので、皆さん初日に来て正解です」とジョークを飛ばす。
続けてリリーが「この映画ができたことで、マスコミの方も多く取り上げてくれた。そのことで熊篠くんがずっと伝えたかったことが広く伝わったと思う。そういう意味である程度完結した」と語ると、松本は「いやいや、これからですよ!」とツッコむ。リリーとのラブシーンが印象に残っていると言う清野に、リリーが「シーンの前にリステリンを使ったね」と振ると、清野は「違う、モンダミン!」と自身がCMに出演するマウスウォッシュの宣伝を入れ込んだ。
リリーと清野はカメラの外でもクマとミツのようだったと述べる松本が「『マリオ』のBGMや博多の塩の歌を一緒に歌っていて、入ってくるなよオーラがあった」と苦言を呈すると、清野は「ほかの人が邪魔できない関係だった」とリリーとの相性のよさをアピール。清野の演技についてリリーは「菜名ちゃんが感情豊かにみずみずしく演じてくれて、引っ張られた。ミツを見てるだけで涙が出たり、しんどくなったりして、素晴らしい女優さん」と清野を称賛した。
清野から男性陣へハート型の風船が、男性陣から清野に誕生日祝いも兼ねた花束が贈られた同イベント。最後の挨拶で清野は「物語だけ聞くと重たい感じに受け取られてしまうかもしれませんが、楽しくポップでバカバカしさもある映画になっています。周りの方に宣伝してください」、リリーは「友達の熊篠が監督と長い時間をかけて作った映画なので初日を迎えられてうれしいです。障害者の恋愛や性については今までの取材でいろいろと話せた。映画は映画として楽しんでもらえれば」と観客にメッセージを届けた。
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