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キャストが入場しピンクの花道の上に登場すると会場は叫び声にも似た歓声に包まれる。生田は「広瀬すず史上、最強にかわいい映画ができたと思います。おそらく数年更新されることはないでしょう。世の男子諸君、覚悟して映画館に来るように」と堂々と宣言。広瀬は「伊藤先生がカッコいいです。先生がいてくれたからこそ響をまっすぐに生きられたなと思います」と生田を称賛した。
「僕等がいた 前篇」「僕等がいた 後篇」に続き、三木の作品に出演した生田は「三木さんには『10年後、30代になったときにまた生田斗真の映画を撮りたい』と言われていたが、意外とすぐ叶った。三木さんと男の約束を果たしたというような気分でいますし、広瀬すずちゃんの初恋にふさわしい男でいたいなと一生懸命演じさせていただきました」と思いを語る。広瀬は「三木さんと生田さんには信頼関係がすごくあって、この2人に付いていこうと思える現場だったので、楽しく演じさせていただきました」と述懐した。
司会者に「生徒側のキャストと自分たちが違うなと実感したところは」と尋ねられた先生側のキャストたち。中村は「肌が違う! 竜星くんがみずみずしくて! 歩くたびに水が落ちてくる」と冗談交じりに話し、比嘉は「キラキラ度合いがすごいですね。演じているとき以外でも話してるだけでもまぶしい!という感じが私とは全然違う」と感嘆した様子。生田は「顔合わせのときにテーブルのこっち側に僕たち先生がいて、向こう側にすずちゃんたち生徒がいて。1本の川……? 数年前まで学生を演じてたのに、戻れない川を渡ったな……大人の階段登ったなって感じがしましたね」と驚きの表情で語った。
数多くの青春ラブストーリーを手がけてきた三木は「今回は初恋を丁寧に丁寧に描いていくというストイックな部分があるので、主演の2人に負担がかかるんじゃないかなと最初は不安があった」と振り返り、「撮影に入ったら2人の関係性がすごく素敵で、セリフだけじゃなく表情で雄弁にお芝居してくれていて、それを撮っているだけでキュンとした。アップの表情の目の動きとか、ちょっとした息遣いなどを大スクリーンで楽しんでいただけたら」と作品をアピールした。
最後に広瀬は「本格的なラブストーリーで、ここまでまっすぐな女の子を演じるとすごく気持ちがよくて。人を思うっていいなとか、恋っていいなと何か受け取るものがある作品になったと思いますので、思う存分伊藤先生にキュンキュンしながら響の気持ちを共有していただけたらうれしいなと思います」、生田は「若い世代の方が観ても大人になった世代が観ても恋の素晴らしさを改めて再確認できるような映画になったんじゃないかなと思います」とそれぞれ語り、熱気に包まれたままイベントは終了した。
「先生! 、、、好きになってもいいですか?」は、10月28日より東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。
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