住野よるの小説を月川翔が映画化した本作は、膵臓の病を抱えた高校生・山内桜良と、彼女の闘病日記を見つけた同級生“僕”を中心とした物語。浜辺が桜良、北村が学生時代の“僕”を演じた。
9月15日に浜辺が向かったのは、福井・福井県立鯖江高等学校。本作のキャンペーン「図書館棚づくりコンテスト」で最優秀賞を受賞した同校の図書館を訪れた浜辺は、「手書きの装飾などすごく手の込んだ棚で、びっくりしました。原作と原作に関連する図書(「星の王子さま」など)や住野先生の本などが展示されていて、私自身読んでみたくなる本ばかりですごくうれしいです」と喜ぶ。また、浜辺は体育館で行われていた全校集会にサプライズ登場。「皆さんの1つひとつの応援がとても温かくて、力になりました。『キミスイ』棚を間近で見て、より『君の膵臓をたべたい』が大切になりました。今日は来ることができてとてもうれしかったです。ありがとうございました」と笑顔を見せた。
9月17日には福岡のTOHOシネマズ 天神・ソラリア館での舞台挨拶に登壇。台風18号の影響で空港にて4時間以上待機した浜辺はなんとか劇場へ到着し、観客とのティーチインを行った。浜辺は国内では最後の舞台挨拶に寂しさをにじませつつ「(大ヒットという)うれしい報告ができたのは皆さんのおかげです。ずっと関わっていたいと思う作品になりました」と感謝。「本日は台風の中、お越しいただいて本当にありがとうございました」と挨拶してイベントを締めくくった。
9月18日、浜辺は「映画×原作相互応援キャンペーン」最優秀賞を受賞した福岡・TSUTAYA 積文館書店 八女店へ。書店員が「浜辺さんに会いたい!という思いで作りました」と言う特設コーナーを見て「こうして展示で応援してくださっているのが本当にうれしいです。こういう作品への関わり方は私にはできないことで、きっとこういう応援がお客さんにも伝わっているんだと思います」と感想を述べる。
最後に浜辺が訪れたのは、劇中で桜良と“僕”が訪れる福岡・太宰府天満宮。「ちょうど1年前くらいに撮影していたので、懐かしい気持ちです。映画が大ヒットしてここに戻って来ることができた感謝の気持ちを伝えることができました。いろんな方に出会えて、たくさんのご縁でここにいるんだなと感じます」と浜辺はコメントし、絵馬に「みなさんが末永く健康でいられますように!」と書き込んだ。
「君の膵臓をたべたい」は現在全国で上映中。10月25日には韓国で封切られるほか、アジアを中心とする10以上の国と地域での配給も決定している。
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- 映画「君の膵臓をたべたい」公式サイト
- 「君の膵臓をたべたい」予告編第2弾
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緋村 月 @himuralight
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