「ボーダーライン」続編の監督が手がけたノワール「暗黒街」公開、予告編も

イタリア・フランス合作映画「Suburra」が「暗黒街」の邦題で公開される。

本作は、カジノ計画を含む再開発法案の成立をもくろむ大物議員フィリッポ・マルグラーディが関わったある事件をきっかけに起こる、血で血を洗う殺し合いを描くノワール。通称“ピッポ”ことマルグラーディを「ラッシュ／プライドと友情」のピエルフランチェスコ・ファヴィーノが演じるほか、「NINE」のエリオ・ジェルマーノらがキャストに名を連ねる。メガホンを取ったのは、「ボーダーライン」の続編「Soldado（原題）」の監督に抜擢されたステファノ・ソッリマ。

YouTubeにて公開された予告編には、ピッポら政治家、いくつもの犯罪組織、売春婦たち、そして教会までも巻き込んだ利権争いが激化していくさまが映し出されている。

「暗黒街」は10月14日から11月3日まで東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、11月4日から17日まで大阪のシネ・リーブル梅田で開催される上映企画「ワールド・エクストリーム・シネマ2017」の1本として上映される。詳しい上映スケジュールは「ワールド・エクストリーム・シネマ2017」公式サイトにて発表される予定。