イケメン会長がボサノヴァに乗って女たちを懐柔、「ジュリーと恋と靴工場」本編映像

ミュージカル映画「ジュリーと恋と靴工場」の本編映像がYouTubeにて公開された。

本作は、職なし、金なし、彼氏なしの女性ジュリーを主人公にしたフランス映画。ようやく職に就いた靴工場が閉鎖の危機にあると知ったジュリーが、女性靴職人たちとともに苦難を乗り越えるため奮闘する。「EDEN／エデン」のポーリーヌ・エチエンヌがジュリーを演じ、短編映画を手がけてきたポール・カロリとコスティア・テスチュが監督を務めた。

本編映像に収められているのは、リストラ危機に陥り抗議のため本社に乗り込んだ靴職人たちが、甘いマスクを持つ会長グザヴィエによって懐柔されてしまうシーン。この場面で流れるボサノヴァ「ビッグ・ボス（会長）のボサ」は「ゲンスブールと女たち」のオリヴィエ・ダヴィオによって作曲された。グザヴィエを演じたのはフランスの国立劇団コメディ・フランセーズに所属するロイック・コルベリー。なお本作のサウンドトラックは明日9月13日に発売される。

「ジュリーと恋と靴工場」は9月23日より東京・新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国でロードショー。