「ナミヤ雑貨店の奇蹟」より、
東野圭吾の小説を廣木が映画化した本作は、山田演じる養護施設育ちの青年・敦也と、西田敏行扮するナミヤ雑貨店店主・浪矢雄治の時を超えた交流を描くファンタジードラマ。
映画作りにおける廣木のこだわりは、いかにして観客を登場人物に共感させるか。本作についても、廣木は「小説は読む人それぞれのイメージがありますが、映画は実際に役者の方が演じられるので、ファンタジーだからといって何でもかんでも自由にはできません。スクリーンを通して感情を感じられるような、リアルさが必要だと思います」と語る。
山田も、廣木のこだわりについて「監督には“妥協”という言葉がありません。演じている時に、気持ちがそこにないと絶対にOKを出さないのです」と証言。さらに「監督から演技に対しての指示はありますが、それに対して、自分からこうした方がいいのでは?と投げかけると、それを優先してくれるんです。リハーサルの時に『ここはアドリブを入れていいですか?』と聞いたら、『そんなの聞かなくていい。やっていいんだよ』と言われて嬉しかったですね」と現場を振り返った。
本作の企画時、監督候補として真っ先に名前が挙がったのが廣木だった。プロデューサーの二宮直彦は「人生の苦みを感じさせる東野作品の登場人物を、廣木監督ならうまく演出してくださるだろうと確信していました」と理由を明かしている。
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は9月23日より全国でロードショー。
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- 「ナミヤ雑貨店の奇蹟」公式サイト
- 「ナミヤ雑貨店の奇蹟」公式(@namiya_movie)| Twitter
- 「ナミヤ雑貨店の奇蹟」予告編
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