ヴェネツィア国際映画祭が開幕！マット・デイモンやアレクサンダー・ペイン参加

第74回ヴェネツィア国際映画祭がイタリア現地時間8月30日に開幕。オープ二ング作品として、アレクサンダー・ペイン監督作「Downsizing（原題）」が上映された。

映画祭の初日にはペインをはじめ、「Downsizing」に出演しているマット・デイモン、クリステン・ウィグ、ホン・チャウらが参加。会見にてデイモンは本作の脚本を読んだときの感想を「とても美しくて、素晴らしかった。オリジナリティがあってユニークだと思ったよ」と語った。YouTubeでは、会見の様子や同作の海外版ティザートレイラーを収めた映像が公開されている。

「Downsizing」は、人間の体のサイズを小さくする技術が発見された世界を舞台とするSFコメディ。現時点では日本公開は未定となっている。

第74回ヴェネツィア国際映画祭は8月30日から9月9日にかけて開催。コンペティション部門への出品作は以下の通りで、日本からは是枝裕和の監督作「三度目の殺人」が選出された。なおクロージング作品は北野武が監督を務め、ビートたけしとして主演する「アウトレイジ 最終章」。

第74回ヴェネツィア国際映画祭 コンペティション部門出品作

「Human Flow（原題）」アイ・ウェイウェイ
「Mother!（原題）」ダーレン・アロノフスキー
「Suburbicon（原題）」ジョージ・クルーニー
「The Shape of Water（原題）」ギレルモ・デル・トロ
「L'Insulte（原題）」ジアド・ドゥエイリ
「La villa（原題）」ロベール・ゲディギャン
「Lean on Pete（原題）」アンドリュー・ヘイ
「Mektoub, My Love: Canto Uno（原題）」アブデラティフ・ケシシュ
「三度目の殺人」是枝裕和
「Jusqu'a la garde（原題）」グザヴィエ・ルグラン
「Ammore e Malavita（原題）」マルコ・マネッティ、アントニオ・マネッティ
「Foxtrot（原題）」サミュエル・マオス
「Three Billboards Outside Ebbing, Missouri（原題）」マーティン・マクドナー
「Hannah（原題）」アンドレア・パラオロ
「Downsizing（原題）」アレクサンダー・ペイン
「Angels Wear White（英題）」ヴィヴィアン・チュイ
「Una famiglia（原題）」セバスティアーノ・リソ
「First Reformed（原題）」ポール・シュレイダー
「Sweet Country（原題）」ワーウィック・ソーントン
「The Leisure Seeker（原題）」パオロ・ヴィルズィ
「Ex Libris: New York Public Library（原題）」フレデリック・ワイズマン