こざき亜衣のマンガをもとにした「あさひなぐ」は、薙刀に青春を懸ける女子高生たちの成長を描く物語。元美術部の主人公・東島旭役の西野は、年明け頃から稽古を始めたことを振り返り、「薙刀自体も重くて大変やったし、足の裏の皮がめくれそうになったり、腕が筋肉痛やったりいろいろ苦労したけど、いい経験になりました」と笑顔を見せる。
薙刀シーンに関しては吹替で撮るという選択肢もあったが、西野が自ら「監督、明日は自分でやりたいです」と意を決して志願したという話が明らかに。それに対し、英は「練習を重ねるうちに、みんなそれぞれ役柄の薙刀が身に付いていったんです。吹替だとまねできない、キャラクターに乗った立ち方や打ち方になっている」という理由から本人たちにやってもらおうと考えていたようで、あっさり「そのつもりです」と返答。西野はその返事を聞き、「あー、よかったです……」と拍子抜けしたような声が出たことを明かし、会場の笑いを誘った。
荒っぽい性格の八十村将子役を演じた桜井は、舌打ちのシーンが多いことや監督から「もっと暴言を」と指示があったことを述懐し、「(舌打ちは)上手になりましたか?」と司会者から振られると「チッ」と舌打ちの上達ぶりを披露してみせる。また紺野さくら役の松村は「撮影ではみんなで一から薙刀を始めて、夜遅くまで一緒に練習したり、青春でした」と声を弾ませ、新部長の野上えりを演じた伊藤は「セリフ量と営業っぽいところに苦戦しました」と回想。
エースの宮路真春役を担当した白石は「とにかく強くなきゃいけないので、特別厳しく指導すると言われて初日から心が折れそうになりました」と弱気な一面を見せつつも、「実際に薙刀を始めてみると楽しいし、できてくるとうれしくて全然苦ではなかったです」と、はつらつとした表情に。ライバル校の選手・一堂寧々役の生田は「『怖いとか強いというイメージだけが付くのはもったいないよね』と監督と話したので、寧々ちゃんのかわいらしさを表現できたかな」と満足げに述べる。そして乃木坂46メンバーに囲まれた撮影について、富田は「(皆さん)ものすごく優しいんです! 『おいで」って感じで、一緒に薙刀の練習をした初日から不安が解けました!」と熱弁。最後に登壇者たちはスポーツドリンクの入った樽で鏡割りをし、映画のヒットを祈願した。
映画「あさひなぐ」は9月22日より全国ロードショー。
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- 舞台化・映画化「あさひなぐ」同時企画 公式サイト
- 映画「あさひなぐ」予告編
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