内山理名×木村祐一、元衆議院議員の松本和巳が手がける「single mom」特報

内山理名と木村祐一が共演する「single mom 優しい家族。」の特報がYouTubeで公開された。

本作は、元夫に暴力を振るわれていたシングルマザー愛実の葛藤を描く人間ドラマ。娘のエミリーとともに北海道・ニセコへと帰郷するも、頼る人がおらず精神安定剤を大量に服用している愛実が、ミニカー職人の鉄二と出会う。愛実を内山、エミリーを長谷川葉音、鉄二を木村が演じ、元衆議院議員の松本和巳が監督を務めた。

特報は「なんで生まれてきたんだろう」という愛実のセリフからスタート。「どうしたらいい？」と尋ねるエミリーに対し、「思い出してみい。ちゃんと」と言う鉄二の姿も切り取られている。終盤には石野真子、阿部祐二が扮するキャラクターが登場する。

またこのたび、松本のコメントも到着した。松本は「作り手の想いとシングルマザー達の想いを重ね、この映画が少しでも多くのシングルマザーの方々に届き、ちょっとでも気持ちが楽になれる一助になってもらいたい、シングルマザーではない方々にも、シングルマザーの方々の苦労を少しでも分かってほしい、と思いながら編集作業を進めています」と述べている。

「single mom 優しい家族。」は2018年に公開予定。なおMotion Galleryでは、本作のクラウドファンディングが実施されている。

※動画は現在非公開です。

松本和巳 コメント

撮影を終え編集作業に入っていますが、特報版として30秒カットのものをお届けいたします。

撮影は非常に厳しい環境の中で行われましたが、役者陣の集中力、ニセコ町の方々のご協力、スタッフの善意で素晴らしいセットを手作りしていただいたりと、予算感以上の仕上がりになっていると思います。また機材もこの予算規模ではあり得ない協力をいただき、しっかりとした画になっていますので、それも見どころとなるはずです。

主演の内山さんの役作りの集中力が非常に高く、見事に心情からの演技をしていただけたと思っています。それが映像からも感じていただけるはずです。

また、スタッフさんには、何もない空き家を、木村祐一さんが演じる鉄二が住んでいるかのごとくの空気を感じさせるまでに作り込んでもいただきました。本当に有りもので工夫をしていただき、ここまで作り上げたことに正直驚きました。

ドローンも一機が墜落してしまいましたが、さらなるご協力で直ぐに新しいものを手配いただき、再度の空撮に挑みました。墜落機は未だ捜索中になっています……汗。

制作過程や撮影中のエピソードは尽きませんが、作り手の想いとシングルマザー達の想いを重ね、この映画が少しでも多くのシングルマザーの方々に届き、ちょっとでも気持ちが楽になれる一助になってもらいたい、シングルマザーではない方々にも、シングルマザーの方々の苦労を少しでも分かってほしい、と思いながら編集作業を進めています。

さらなる皆様のご支援をいただければと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。