全9話のオリジナルストーリーからなるこのドラマは、WOWOWとHuluの共同製作作品。小林と大島が、探偵や友人の葬式で再会した2人の女性、社交ダンスの先生と生徒、スナックに集うギターの流しと常連客など、1話ごとに異なるキャラクターを演じる。また、毎回異なるゲストも登場する。監督は、小林が主演したドラマ「パンとスープとネコ日和」や「マザーウォーター」「東京オアシス」の
小林と大島はともに2014年公開の「紙の月」に出演したが、ドラマでの共演は今回が初。この発表にあたり、小林は大島について「想像した以上に素直で柔軟な人でした。見えないところできっと努力している真面目な人だと思いますが、カメラの前にさらっと立ち、自由自在に動き反応する。彼女よりは少し長くこの仕事をしている私ですが、大島さんに、とても新鮮な気持ちにさせて貰えたような気がします」とコメントしている。また大島は、「それぞれの話が全く違う世界観で、しかもなかなかタイトなスケジュールで次々に撮影していくと知り、これは大変かもしれないぞと思いましたが、小林さんの醸し出すシャープだけど暖かい感じと、このチーム独特のシンプルな空気感があり、戸惑いが、撮影が進むに連れリラックスしていき、やがて楽しさに変わっていきました」と振り返った。
各30分の「コートダジュールNo.10」は、WOWOW版5話とHulu版4話が、11月に放送・配信スタート。
小林聡美 コメント
全く違う9本の物語、そして全く違う役柄と聞いた時、なかなか大変そうだなあと思いましたが、実際に撮影が始まると、その懸念を面白さの方が超えていきました。私は、もともとあまり前もって考えず、現場に行って、その空気を感じた瞬間からその役に入っていくタイプなのだと思いますが、今回は作り手の方たちの発想も、その場に自然と生まれてくる空気感を大事にしたいというものだったので、無理なくひとつひとつの話の中に入っていけました。
そして、今回は大島優子さんと一緒だと聞いて、彼女とだったらそういう感覚を共有できるだろうなあと楽しみにしていたのですが、想像した以上に素直で柔軟な人でした。見えないところできっと努力している真面目な人だと思いますが、カメラの前にさらっと立ち、自由自在に動き反応する。彼女よりは少し長くこの仕事をしている私ですが、大島さんに、とても新鮮な気持ちにさせて貰えたような気がします。
毎回、違う話の中に、毎回違うゲストの方たちが参加してくださって、とても刺激的で楽しい現場でもありました。
そんな撮影現場の楽しく新しい風が、観てくださる方たちに届くといいなあと思っています。
大島優子 コメント
シナリオを読んだ時、それぞれの話が全く違う世界観で、しかもなかなかタイトなスケジュールで次々に撮影していくと知り、これは大変かもしれないぞと思いましたが、小林さんの醸し出すシャープだけど暖かい感じと、このチーム独特のシンプルな空気感があり、戸惑いが、撮影が進むに連れリラックスしていき、やがて楽しさに変わっていきました。
全く違う話の中に、毎回違う素敵なゲストの方が出られるのも、緊張とともにとても新鮮な経験でした。
会話で展開していく、まるで一幕の舞台のような話もあり、丘の上に佇み風を感じている、ただその場所と同化するような話もあり、演じる方にいる自分自身が、やりながら観ている方にいるような、瞬間そんな錯覚もあったかもしれません。
また新しい気分で、自分自身の感覚を研ぎ澄まされる、そう思える作品でした。
観ていただく方にも、毎回新しい気分で楽しんでいただけると嬉しいなと思います。
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- 「コートダジュールNo.10」WOWOW版 公式サイト
- 「コートダジュールNo.10」Hulu版 公式サイト
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
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