西村昭五郎が87歳で死去、「団地妻 昼下りの情事」「競輪上人行状記」などを監督

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映画監督の西村昭五郎が、8月1日、肺炎のため青森・八戸の病院で亡くなったことが日本映画監督協会より発表された。87歳だった。

西村昭五郎(写真提供:日活)

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西村昭五郎(写真提供:日活)

西村昭五郎(写真提供:日活)[拡大]

西村は1930年1月18日生まれ、滋賀県出身。京都大学文学部仏文科を卒業後、いとこで映画監督の吉村公三郎の紹介により日活に入社し、中平康らに師事した。1963年に小沢昭一主演の「競輪上人行状記」で監督デビュー。その後フリーとなり、1971年に日活ロマンポルノの第1作「団地妻 昼下りの情事」でメガホンを取った。以降、「団地妻」シリーズや「団鬼六 縄と肌」など80本を超えるロマンポルノ作品を監督。ロマンポルノの制作が終了してからは、テレビの2時間ドラマなどを中心に活躍した。

「競輪上人行状記」

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なお、「競輪上人行状記」が12日まで東京・ラピュタ阿佐ヶ谷にて上映中。

※記事初出時、一部作品名に誤りがありました。お詫びして訂正します。

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