松本俊夫の追悼特集「薔薇の葬列」「ドグラ・マグラ」ほか実験映画10作上映

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「追悼 映像作家・松本俊夫特集上映」と題した上映が8月3日より兵庫・神戸アートビレッジセンターにて行われる。

「薔薇の葬列」 (c)1969 Matsumoto Production

「薔薇の葬列」 (c)1969 Matsumoto Production

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「つぶれかかった右眼のために」 (c)Toshio Matsumoto

「つぶれかかった右眼のために」 (c)Toshio Matsumoto[拡大]

「モナ・リザ」 (c)Toshio Matsumoto

「モナ・リザ」 (c)Toshio Matsumoto[拡大]

これは2017年4月に死去した映像作家・松本俊夫の追悼企画。実験映像、記録映画、ラジオ、テレビ、演劇など劇映画にとどまらない創作活動をした松本のキャリアを振り返るとともに、その魅力を後世に伝える目的で企画された。ラインナップには劇映画から「薔薇の葬列」「ドグラ・マグラ」の2作品が選ばれたほか、日本自転車工業会のPR短編「銀輪」、京都の織工の労働と伝統を記録した「西陣」、3台の映写機を使用したマルチプロジェクション作品「つぶれかかった右眼のために」、映像合成装置スキャニメイトを用いて絵画「モナ・リザ」の映像を電子的に加工・変形した「モナ・リザ」など実験映画10作品が上映される。

なお関連企画として8月3日に立命館大学教授・川村健一郎による「松本俊夫:『映像』の変革」と題したトークショーも開催。スケジュールの詳細は神戸アートビレッジセンターの公式サイトを確認してほしい。

追悼 映像作家・松本俊夫特集上映

2017年8月3日(木)~5日(土)兵庫県 神戸アートビレッジセンター
<上映作品>
「薔薇の葬列」
「ドグラ・マグラ」
「銀輪」
「西陣」
「つぶれかかった右眼のために」
「メタスタシス=新陳代謝」
「モナ・リザ」
「色即是空」
「アートマン」
「エニグマ=謎」
「シフト=断層」
「エングラム=記憶痕跡」
料金:一般 1300円 / 学生、シニア 1100円

松本俊夫:「映像」の変革

2017年8月3日(木)兵庫県 神戸アートビレッジセンター
開演 17:10
<登壇者>
川村健一郎
料金:500円 ※特集上映の鑑賞者は無料

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ショーン・リー(Kats Sato)💉💉💉 @kawauso_kun

ふと辿り着く「松本俊夫」 https://t.co/OJ6T931af6

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