「東京喰種」鈴木伸之らキャストに石田スイのイラスト贈呈、大泉洋「お葬式で飾る！」

「東京喰種 トーキョーグール」の初日舞台挨拶が本日7月29日に東京・丸の内ピカデリーで行われ、キャストの窪田正孝、鈴木伸之（劇団EXILE）、桜田ひより、大泉洋、村井國夫、小笠原海（超特急）、白石隼也、監督の萩原健太郎が出席した。

石田スイのマンガを実写化した本作は、人を食らう怪人“喰種（グール）”がはびこる東京を舞台にしたダークファンタジー。出演には清水富美加、蒼井優、柳俊太郎、佐々木希、浜野謙太らも名を連ねている。

初日を迎えた感想を聞かれた窪田は「去年の今頃ちょうど撮影をしていたんですが、汗水垂らして、地道な作業を現場で積み重ねていたことを思い出します。その作品を皆さんに目で観ていただいて、聴いていただくことができてうれしいです」と感慨深げに話す。鈴木は満席となった会場を見渡しながら「初日はやっぱり特別感がありますね」と笑顔を浮かべ、「今日はドラクエ（「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」）の発売日でもあるんですよ！ 僕そっちも気になって……関係ないですね」と述べ、観客の笑いを誘った。

続いて窪田、桜田、村井、白石の喰種チーム、鈴木、大泉、小笠原、萩原の人間チームに分かれ、“東京喰種王”クイズ対決を実施。1問目の「あんていくの店長・芳村が淹れるオススメのコーヒーの名前は？」という質問には、両チームともすぐに「あんていくブレンド」と回答し、なんなく正解する。すると大泉から「もっと難しい問題出してくれないと」と要望が。それに応えるかのようにMCが「（大泉演じる）真戸の奥さんの名前は？」と出題すると、大泉は「自分の妻の名前しか浮かばないな」と困ったような表情を浮かべ、会場をにぎわせた。クイズは合計で4つ出題され、喰種チームの2問に対し、人間チームは3問正解し勝利を収める。人間チームには作品に関連したコースターがプレゼントされ、鈴木は誇らしげに目録を掲げた。

7月10日に行われた本作のジャパンプレミアにて、原作者の石田によるイラストを受け取った窪田。本日のイベントでは、そのほかキャスト陣にも石田が描いたイラストがサプライズで贈呈された。それぞれ演じたキャラクターが描かれたイラストのクオリティの高さに、登壇者たちは思わず驚きの表情を浮かべ、観客からは終始「カッコいい！」という声が上がる。鈴木は「俺の絵が一番いいんじゃないかって自分で思っちゃってます」と興奮気味に話し、大泉は「死んだらこれ飾ります。お葬式は真戸でいきますよ！」と楽しそうに語った。

最後に窪田は「映画では人間の裏の部分がむき出しになっているのですが、ダークな作品に込められたメッセージを拾っていただけたらうれしいです。皆さんの手で『東京喰種』を世界に向けて発信していただければと思います」とメッセージを送った。

※記事初出時より、イラストの写真6枚を追加しました。

※柳俊太郎の柳は木へんに夘が正式表記