本作は、
クランクインから3週間ほど経った3月下旬、撮影は埼玉・入間市武道館にて行われた。「勇猛果敢」「交剣知愛」「無念無想」と書かれた垂れ幕がかけられている場内では、秋季大会の新人戦が行われている。白石演じる二ツ坂高校のエース真春と、生田演じるライバル高・國陵高校のエース寧々の試合が始まると、広い会場は一瞬で張り詰めた空気に。巨大なクレーンを使用した緊迫感あふれる撮影を、客席に座った西野、桜井、松村、伊藤は真剣な眼差しで見つめる。監督の
休憩時間には、大倉文乃役の
全日本なぎなた連盟の全面協力のもと、2月末から特訓を重ねてきたキャストたち。白石は「最初はやっぱり構え方などが難しかったのですが、何回かやっていくうちに体になじんでいきました」と話し、「今はすごく楽しいので、もっと薙刀がうまくなれたらいいなと思います」と生き生きと語る。「練習に入る前は不安だった」という生田は「薙刀を持つポイントを押さえていくと、それまでは振り回されていたのにすっと軽く感じる瞬間があって。薙刀の不思議さをだんだんとつかんでいく楽しさがあります」と笑顔を見せた。伊藤は「演じる際にその試合の型を覚えなければいけないのが難しい」と明かし、「日々姿勢に気を付けたりしています」と述べる。
西野は自身が演じた旭に「いつも劣等感を抱いているところが自分と近い」と共感を寄せ、「(西野、桜井、松村の)1年生3人だけのシーンが個人的に好きですごく楽しいです」とコメント。「劇中では甘いスパイスを加えるつもりです」と明るく話す松村は、「個人競技というイメージがあったけど、実際にはチームの絆がないと薙刀はできないことを実感しました」と思いを語る。桜井は「私たちの世代は薙刀を知らない人がたくさんいる。こんなに楽しいのに知らないなんてもったいないなと感じているので、映画を通して若い子にも薙刀が広まったらいいなと思います」と熱意たっぷりに話した。
中村倫也、森永悠希、角替和枝、江口のりこらも出演する映画「あさひなぐ」は、9月22日から全国で公開。
関連記事
乃木坂46の映画作品
関連商品
リンク
- 舞台化・映画化「あさひなぐ」同時企画 公式サイト
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
乃木坂46好き @N46lovers
「あさひなぐ」撮影現場レポ、西野七瀬ら見守る中で白石麻衣と生田絵梨花が一騎打ち - 映画ナタリー https://t.co/Kprn8U6VDr