7月15日、埼玉・秩父宮記念市民会館にて実写映画「
「心が叫びたがってるんだ。」の舞台が秩父であることから行われた本企画。本作を一足早く鑑賞した約600名の観客からは、上映終了時に称賛の拍手が巻き起こった。司会者から秩父の印象を聞かれた2人。水瀬は「作品に関わる前は秩父という名前しか知らなかったのですが、何回か訪れて、今は第2のふるさとと言えるくらい愛着があります。『ここさけ』を通じてもっとたくさんの人が来てくれたらいいなと、秩父の一員として願っています」とコメントし、清水も「『あの花(あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。)』のロケハンで2009年に初めて来ました。私にとっても第2のふるさとですね」と共感を寄せた。
司会者にアニメ映画版がヒットしたあとの反響を尋ねられた水瀬は「あれからもうすぐ2年になるんだなと驚いています。アニメ映画の主演は初めてだったのですが、全国各地の舞台挨拶へ行かせていただき、みなさんの顔を見てお話しでき、毎日の生活を大きく変えた作品の1つです」と感慨深そうに語る。清水は「アニメは誠意を込めて作ったので、実写化のお話をいただいたとき、すごくうれしかったのと同時に、どう作ったらいいのかなと悩みました。アニメ、実写、それぞれ魅力がありますので、両方好きになっていただけたらうれしく思います」とメッセージを伝える。
実写版に女子高生役で出演している水瀬は「4人のキャストの方を目の前で見たとき、とても不思議な気持ちになりました。目の前に、芳根(京子)さんの順ちゃんがいて。一緒のシーンに出演された方が気さくに話しかけてくれてうれしかったです。皆さんに紹介いただくまで、『自分は誰だと思われているんだろう?』と不安でしたが、紹介いただくと『あー!!』と言っていただき、アニメをご覧いただいた方たちがたくさんの質問をしてくださり、とても心に残っています」と述懐。芳根の順について「世界観がとても素敵だと思いました。一緒に写真も撮っていただき、とても優しい方で、オーラがありました」と笑顔を見せた。
続けて水瀬は「実写では、撮影中は自分が画面のどこにいるのかわからないままテイクを重ねました。できあがるまでわからないドキドキ感や緊張感がありました。完成した作品を観て、ああいう女子高生いるよね!と思いました。ナチュラルメイクなので、いい感じにイモっぽく、親しみやすい感じで、カメレオン化していました。どこに出ていたかわからない方がいらっしゃったら、それは私がうまかったということかな?」とおどけて見せる。
最後に水瀬は「自分が関わったもう1つの『ここさけ』ですが、アニメの声優と実写への出演の両方という、なかなかない体験ができました。『ここさけ』は人間味あふれるドラマですが、実写でよりリアルな青春群像劇として成立したんだなと。たくさんの人に観ていただけたらうれしいなと心から思っています」とアピールし、イベントの幕を引いた。
「心が叫びたがってるんだ。」は、7月22日より全国ロードショー。学校行事のミュージカル作りを通して自分の素直な気持ちと向き合っていく高校生たちの姿を描いた青春ラブストーリーで、芳根のほか中島健人(Sexy Zone)、石井杏奈(E-girls)、寛一郎らが出演する。
なお、芳根京子がイメージキャラクターを務めるNewDaysと映画「心が叫びたがってるんだ。」のコラボスイーツが7月18日より首都圏、長野、新潟、東北エリアのNewDaysで発売されるので、ファンはチェックしてみては。
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- 「心が叫びたがってるんだ。」公式サイト
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たいぷかのん/スーたん @typekanon
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