7月11日、埼玉・メットライフドームにて埼玉西武ライオンズと千葉ロッテマリーンズの試合が行われ、「
「心が叫びたがってるんだ。」が埼玉の秩父を舞台にしていることから行われた本企画。オリジナルユニフォームを着てマウンドに上がった石井がツーバウンドでボールをキャッチャーミットに届かせると、会場から温かな拍手が湧いた。
始球式後石井は「残念ながらノーバウンドでは届かなかったです。実は過去にソフトボール部員の役をやらせていただいたり、野球部の弟とよくキャッチボールをしていたので、投げる前はちょっとだけ自信があったんですけど。昨日も弟に会って、アドバイスをもらいました。『ひじから投げるんだよ』って(笑)」とコメント。続けて「球場に入ってからマウンドとユニフォームを見たときに実感が湧いてきて、緊張してしまいました。球場の裏で練習をしていたんですが、18mの距離が届かなくて。それで一気に緊張が高まりましたね」と裏話を語る。
原作となった同名劇場アニメのキャストである水瀬いのりも過去に始球式を行った同球場(当時の名称は西武プリンスドーム)。石井は「『ここさけ』に関わっていたからこそできた始球式だと思いますし、野球を好きな皆さんにも『ここさけ』を観ていただけたらなと思いながら挑みました。『ここさけ』がもっと広がればいいなと思います」と述懐する。また作品について「4人の登場人物の青春物語です。観た方はきっと4人の誰かに感情移入できると思います。勇気を出してみよう、自分の殻を破ってみようと私も感じることができました。いろいろな人の背中を押す作品になればいいなと思っています」とアピールした。
この日が19歳の誕生日だった石井は、抱負を聞かれ「19歳は……仁藤菜月みたいな女性になりたいです! 高校生なのに大人っぽいですし、正義感もあって、周りからも愛される女の子で、私自身も憧れています」と自身の役に触れながらコメント。重ねて「こんなふうに誕生日を過ごせるなんて思ってもいませんでしたし、何年経っても忘れない19歳の誕生日になりました」と喜びを明かした。
「心が叫びたがってるんだ。」は、7月22日より全国ロードショー。学校行事のミュージカル作りを通して自分の素直な気持ちと向き合っていく高校生たちの姿を描いた青春ラブストーリーで、石井のほか中島健人(Sexy Zone)、芳根京子、寛一郎らが出演する。
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