変態アニメーションナイト上映作19本決定、「頭がキモチいい」予告編も公開

アートアニメーションを紹介する企画「変態（メタモルフォーゼ）アニメーションナイト2017」のラインナップが発表され、あわせて予告編がYouTubeにて公開された。

これは2012年から開催されている、“変な”短編アニメーションを集めた企画。本年度は“ポップに狂ってる”をテーマに、ピーター・ミラードが手がけた「ピーターとアルファベット6人の神様」やブルース・ビックフォードの線画アニメ「アッティラ」、アヌシー国際アニメーション映画祭2017の学生部門で審査員賞を獲得した冠木佐和子の2015年の監督作「おかあさんにないしょ」など計19本がスクリーンにかけられる。

予告編では、子供の落書きのような画やCGで制作された構造が狂った人間など、商業アニメーションの世界ではめったに見られない表現が確認できる。また映像には「頭がキモチいい、ごきげんでハッピーな全19作品！」というコピーも挿入されている。

「変態アニメーションナイト2017」は、8月12日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷にて2週間限定上映。その後、京都・京都みなみ会館ほか全国にて順次上映を予定している。

「変態アニメーションナイト2017」上映作品

「スペース・スタリオンズ」（ソーバルダー・グンナーソンほか）
「ピーターとアルファベット6人の神様」（ピーター・ミラード）
「レッツコリツ」（ひめだまなぶ）
「この写真の片隅に」（ロバート・モーガン）
「ジル」（リリ・カレ）
「サニー・アフタヌーン」（トマス・レノルドナー）
「愛・ボール」（ダナ・シンク）
「愛・ボール パート2」（ダナ・シンク）
「炎・ボール」（ダナ・シンク）
「命・ボール」（ダナ・シンク）
「ジェシカ」（エイミー・ロックハート）
「おかあさんにないしょ」（冠木佐和子）
「バカ！」（イマニュエル・ワーグナー）
「自転車」（ダナ・シンク）
「◯力」（ダナ・シンク）
「アッティラ」（ブルース・ビックフォード）
「アンハッピー・ハッピー」（ピーター・ミラード）
「ウィンク・ラビット」（ホン・ハクスン）
「ボム」（ピーター・ミラード）