土屋太鳳が「フェリシー」アフレコに参加、主人公の揺れる心に「わかるー!」

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本日7月10日、アニメーション映画「フェリシーと夢のトウシューズ」日本語吹替版のアフレコ会見が東京都内のスタジオで行われ、キャストの土屋太鳳が出席した。

「フェリシーと夢のトウシューズ」アフレコ会見に参加した土屋太鳳。

「フェリシーと夢のトウシューズ」アフレコ会見に参加した土屋太鳳。

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19世紀末のパリを舞台にした本作は、バレリーナを目指す少女フェリシーの成長を描く物語。パリ・オペラ座の舞台に立つことを夢見るフェリシーが、元バレリーナのオデットとの出会いをきっかけに新しい世界へと踏み出していく。土屋のほか、黒木瞳、花江夏樹、熊川哲也、夏木マリがキャストに並ぶ。字幕版ではエル・ファニング、デイン・デハーン、カーリー・レイ・ジェプセンらが声優を務めている。

緊張した様子でアフレコに臨む土屋太鳳。

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この日まずアフレコが行われたのは、フェリシーが幼なじみのヴィクターとともにパリへ到着したシーン。土屋は、最初は少しクールな口ぶりでフェリシーを演じ、ヴィクターに対して「1人にしないで」と言う場面では、彼女の心細さを巧みに表現していく。

土屋太鳳

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そしてライバルであるカミーユとフェリシーが出会うシーンでは、フェリシーと同様に表情を変化させながらセリフを口にする土屋。OKが出たあと、まだテスト段階だと思っていた彼女は「今本番だったんですか? 大丈夫でした?」と心配そうに尋ね、スタッフから「大丈夫でーす!」と声がかかると弾けんばかりの笑顔を見せる。さらにフェリシーがバレエの師匠オデットに嘘をついたことを必死に謝罪するシーンでは、手を力強く握り締めながら演じていた。

バレエのポーズを取る土屋太鳳。

バレエのポーズを取る土屋太鳳。[拡大]

アフレコを終えて安堵の表情を見せた土屋は、本作の魅力を「アニメならではの動きやストーリー性のある物語がすごく素敵」と語った。初の洋画吹替を行うにあたっては独特のリズム感をつかむのに苦戦したそうだが、「スタッフさんがわかりやすく指示をしてくださったので、悩みや不安が喜びと楽しさに変わるような現場でした」と笑顔で収録を振り返る。

去り際にターンを決める土屋太鳳。

去り際にターンを決める土屋太鳳。[拡大]

フェリシーの魅力を尋ねられると、土屋は「まっすぐなところです! フェリシーのまっすぐさは仲間や師匠に出会ってからも変わらない。そういうところが観ている方に感動を与えるんだろうなと思います」と答え、「フェリシーが夢を追いかける一歩を踏み出したときと、私が演技の世界に入ったときの年齢がほとんど一緒なんです。彼女のほうがお姉さんだけど、思春期の揺れ動き具合にはわかるー!と思いました」と、フェリシーと自身を重ね合わせた。

「フェリシーと夢のトウシューズ」は8月12日より東京・新宿ピカデリーほかにて全国公開。

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(c)2016 MITICO - GAUMONT - M6 FILMS - PCF BALLERINA LE FILM INC.

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