「
本作は、長井龍雪が監督を務めた劇場アニメを実写化した青春ラブストーリー。本音を言えない少年・坂上拓実を中島、言葉を発しない少女・成瀬順を芳根、恋に悩む優等生・仁藤菜月を石井、野球部の元エース・田崎大樹を寛一郎が演じる。
作品をイメージした青色のカーペットに浴衣を着たキャスト陣が登場すると、観客から割れんばかりの歓声が上がる。雨が降りしきる中で、最初にマイクを握った中島は「急ではありますが、空が感動の涙を流しています」と挨拶し、会場を笑いで包み込む。
あいにくの空模様に芳根は「てるてる坊主作ってきたのに」とがっかりした様子。中島が「何個作ったんですか?」と聞くと、芳根は「個数って関係あるんですか!? 次回からは1000個ぐらい作ります」と返す。続けて芳根は「撮影中、中島さんが現場入りした瞬間、振っていた雨が止んだことがあったので晴れ男だと思ってたんですけど、今日は……あれ?」と冗談交じりに中島をなじる。
作品の内容にちなみMCから「ストレートに自分の気持ちを伝えていますか?」と質問を受けた中島は「僕は、ストレートだけでなくフック、アッパーをかけて伝えます」と即答。「観客の方々にフックで思いを伝えてもらえますか?」と注文された中島は、浴衣を着た観客を見回し「皆さんの浴衣がきれいすぎて何も言えないです」と述べ、黄色い歓声を浴びた。その姿に芳根は「中島さんは常に王子様。ほんまもん」と称賛を贈る。
石井が「中島さんはお仕事だけでなく、人間としてもプロ。中島さんにつらいこととかあるんですか?って聞いたら『俺の人生はすべてハッピーエンド』と言っていました」と述べると、芳根も「私も、最後の晩餐何を食べますか?って聞いたら『俺に最後の日はない』って返されました」となぜか撮影現場での中島の様子を話す暴露大会に発展。MCから話を振られ、中島に「やめろよ、かん」と制止された寛一郎は「裏側でも今と同じ感じなんですよ……気持ち悪いですよね」と笑いながら語り、中島に逆らった。
イベントでは、キャスト陣が願いを書いた短冊を笹に結び付けるコーナーも。熊澤は「4人のおかげで感動できる映画になりました。4人にお礼が言いたい」とキャスト陣に感謝の思いを伝える。最後の挨拶を任された中島は「今を大切に、大事な人に思いを伝えようと思える作品になっています。とにかく明日が楽しみになる映画です」と語り、イベントの幕を引いた。
「心が叫びたがってるんだ。」は、7月22日より全国ロードショー。
関連する特集・インタビュー
関連記事
中島健人の映画作品
関連商品
リンク
- 「心が叫びたがってるんだ。」公式サイト
- 「心が叫びたがってるんだ。」WEB版予告編
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
ほよまる @dnjnlnj
中島健人「空が感動で泣いてる」、「ここさけ」舞台挨拶で芳根京子「晴れ男だと…」 - 映画ナタリー https://t.co/fuCbDsgrgp