貫地谷しほり×大東駿介W主演で湊かなえ「望郷」映画化、監督は菊地健雄

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湊かなえの連作短編小説集「望郷」を「ディアーディアー」「ハローグッバイ」の菊地健雄が映画化。貫地谷しほり大東駿介がダブル主演を務めていることがわかった。

「望郷」

「望郷」

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全編が広島・因島を中心とする瀬戸内地方にて撮影された本作で貫地谷が演じるのは、古いしきたりに縛られ窮屈な生活を送る中である事件を引き起こしてしまう女性・夢都子。大東は、確執を抱えたまま死別した父の真意を知ることになる中学校教師・航に扮する。また、木村多江が夢都子の母、緒形直人が航の父を演じた。

貫地谷は「今まで演じた事のない役を菊地監督が繊細に導いてくださいました。親子の秘密、解放される事のない罪、それでも明日に向かっていく人たちを是非見て欲しいと思います」とコメント。大東は「島での濃密な撮影の中で、スタッフの皆さんとこの作品で全国の劇場を開けたいと語り合っていた想いがカタチになり嬉しいです」と述べている。

なおYouTubeではティザー予告が公開中。瀬戸内の自然をバックに、2組の親子が織りなすドラマが映し出されていく。

「望郷」は9月16日より東京・新宿武蔵野館ほか全国で上映。

貫地谷しほり コメント

自分の中でとても大切な作品なので凄く嬉しいです。誰しも何かに憧れ、生きるという事への窮屈さをどこかに持っているのではないでしょうか。今まで演じた事のない役を菊地監督が繊細に導いてくださいました。親子の秘密、解放される事のない罪、それでも明日に向かっていく人たちを是非見て欲しいと思います。

大東駿介 コメント

湊かなえさんの故郷であり、物語の舞台のモデルでもある因島で撮影でき、島の空気を感じながら島の方々とこの作品を作れた時間は財産であり貴重な経験でした。島での濃密な撮影の中で、スタッフの皆さんとこの作品で全国の劇場を開けたいと語り合っていた想いがカタチになり嬉しいです。自分がいつから大人になったのか、なっているのかわかりませんが、どれだけ時間を重ねても自分の物語の始まりはあの故郷で。改めて自分の故郷と向き合い、自分と向き合えるような作品だと思います。是非ご覧ください。

湊かなえ コメント

日本は島国なので、後ろに海が見える物語というのは、誰にでも伝わるものがあると思います。自分が海に囲まれたところに住んでいるという想像をしながらこの物語を観ていただくと、本当に自分の人生の物語として観ていただけるものがあると思います。

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