「舟を編む」「川の底からこんにちは」の監督・
これは
舞台の脚本と演出を初めて手がけた石井は「酔っ払った勝地君と笠原君が、深夜三時頃突然夢を語り始めました。『二人芝居がやりたい!』と。ビックリしました。三十歳を過ぎた男の『夢』の話なんて、そういえば随分永らく聞いていませんでしたから。とにかく彼らの夢の話は熱かったし、何よりとてもピュアなものに感じたんです」とコメントを寄せた。
チケットは明日7月1日より「宇宙船ドリーム号」の公式サイトに先行発売。7月30日からは一般発売もされる。なお石井の「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」は現在公開中。
ともだちのおとうと 第1回公演「宇宙船ドリーム号」
2017年9月21日(木)~10月1日(日)東京都 東京芸術劇場シアターウエスト
作・演出:石井裕也
出演:勝地涼、笠原秀幸
料金:5500円
石井裕也 コメント
あれはいつだったか、酔っ払った勝地君と笠原君が、深夜三時頃突然夢を語り始めました。「二人芝居がやりたい!」と。ビックリしました。三十歳を過ぎた男の「夢」の話なんて、そういえば随分永らく聞いていませんでしたから。とにかく彼らの夢の話は熱かったし、何よりとてもピュアなものに感じたんです。僕も酔っ払っていたので、その場のノリで「俺もやりたい」と言ってしまいました。そして、本当にやることになりました。 彼ら、二人芝居という全く新しい挑戦をしようとしています。これからきっと大きなプレッシャーにさいなま れ、ボロボロになると思います。夢を叶えようとするには当然代償が伴いますから、仕方ありません。それでも立ち上がり、勝負に出ようとする彼らの姿を一番近くで見届けたいと思っています。僕にとって舞台の演出は初めての試みですが、そんなものは言い訳になりません。彼らの挑戦に便乗しない手はありません。三十を過ぎて「夢」を追いかけるのは、馬鹿げているようで、とても素敵なことだと思うんです。 あの日、夢を語っていた時の二人の熱い思いが、そっくりそのままの形で観客の皆さんに届けられるように、頑張ります。
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へー、石井裕也監督、舞台の演出やるんだ。
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