誉田哲也の小説「世界でいちばん長い写真」が、
「世界でいちばん長い写真」は、「武士道シックスティーン」「ストロベリーナイト」といった映画化作品でも知られる誉田による青春群像劇。高杉扮する主人公・宏伸は夢もなく冴えない毎日を送っているが、祖父のリサイクルショップで“世界一長いパノラマ写真が撮れる特別なカメラ”を見つけたことにより、彼の日々に変化が起きていく。
宏伸の従姉役で「海すずめ」の
高杉は「台本を読んで、本当に爽やかな青春物語だと思いました。コミカルなところもあって、楽しく読みました」と感想を述べ、「僕が演じる宏伸は、はじめは自分に自信がなく、そのせいでいろいろなことに挑戦出来ず、言いたいことも言えないキャラクターです。学生の時のどうしようもない劣等感、思うようにうまくいかない感じも含めて、青春だなと思います。そんな宏伸が『じいちゃん』のカメラがきっかけで変わり、成長していきます」とキャラクターについてコメントを寄せた。
「
高杉真宙 コメント
台本を読んで、本当に爽やかな青春物語だと思いました。コミカルなところもあって、楽しく読みました。僕が演じる宏伸は、はじめは自分に自信がなく、そのせいでいろいろなことに挑戦出来ず、言いたいことも言えないキャラクターです。学生の時のどうしようもない劣等感、思うようにうまくいかない感じも含めて、青春だなと思います。そんな宏伸が「じいちゃん」のカメラがきっかけで変わり、成長していきます。
僕も祖父から受けた影響がすごくたくさんあります。実家にいた頃は祖父母の家が近かったのでよく歩いて遊びに行きましたし、最近は祖父から革ジャンをもらい、それがすごくお気に入りになって、冬の間ずっとそれを着ていたり。写真部の宏伸ですが、僕も撮られることの多い仕事なので、自然と写真に興味が湧くようになり、専門的な事は全然わからないのですが、記念として撮ることは好きで、地方に行く時などはカメラを持って行きます。宏伸のような役は久しぶりなんですが、親近感を感じるところです。
また、今回は知多半島オールロケという事で、これがきっかけで知多半島の事を調べましたが、台本に詰まってる青春がそのまま出て来たんじゃないかと思うくらい素敵な風景が溢れているところだなと思いました。特にひまわり畑が楽しみですね。僕にとって夏が一番熱かったのは小学生の頃。1日1日が新鮮で遊びに必死だった気がします。
最近は、昔に比べてすごくインドアになっていたので、この夏は小学生ぶりに「世界でいちばん長い写真」で熱い夏を実感出来るんじゃないかと楽しみにしてます。宏伸とともに熱い夏を生きたいと思います!
誉田哲也 コメント
山本新一さんが撮影された、本物の「世界一長い写真」を見たとき、なぜでしょう、自然と涙が溢れてきました。小説に写真そのものは載せられませんが、私は、自分が涙した意味を突き詰めていけば、この写真の素晴らしさは小説に写し取れる、きっといい小説になると確信しました。
それが、今度は映画です。写真そのものを映像で観せられるわけですから、感動するに決まってます。面白いに決まってます。
できることならこの映画、山本さんと一緒に観たかったな。
関連する特集・インタビュー
関連記事
高杉真宙の映画作品
関連商品
b-n- @ba_nasi_
高杉真宙主演で誉田哲也の小説「世界でいちばん長い写真」が映画化 - 映画ナタリー https://t.co/CaJJ6wT0Bf