これは、6月22日から25日にかけて東京・有楽町朝日ホールとTOHOシネマズ 日劇で実施されるフランス映画祭2017の企画として行われたもの。「孤独な惑星」の
主演を務めた
またドゥミの監督作「ロシュフォールの恋人たち」で共演した、自身の姉
「メフィストの誘い」などで仕事をした
出演作「ハッスル」で監督を務めた
カトリーヌ・フロとの共演作「ルージュの手紙」がフランス映画祭2017で上映され、2017年冬に公開予定のドヌーヴ。同作で自身が演じるベアトリスに対して「偽りの無頓着さを持った女性。それによって彼女は、動き回り、食べて飲んで生き生きとしている」と説明する。
イベントでは観客との質疑応答も実施。女優として活動してきた中で、映画の現場にどのような変化があったかを聞かれたドヌーヴは「デジタル化」と述べ、「デジタルの容易さは見かけだけ。フィルムのとき監督は、さまざまな選択に慎重だった。でもデジタルだとなかなか撮影をやめられなくなり、ダラダラと長くなってしまう」と技術の進歩による現場の変化について触れる。「俳優の撮影の準備は、スポーツ選手と同じ。撮影は肉体的に体力がいるもの」と述べるドヌーヴは、若い女優から「演じるうえで一番大切なことは?」と質問を受け、「我慢強くあること。1日の中でカメラの前で演技する時間は短い。そのうえでカメラの前では強度を出すことが大切」と答え、質問者にエールを送った。
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「デジタルの容易さは見かけだけ。フィルムのとき監督は、さまざまな選択に慎重だった。でもデジタルだとなかなか撮影をやめられなくなり、ダラダラと長くなってしまう」カトリーヌ・ドヌーヴ
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