2015年7月に初公開された本作は、大岡昇平の同名小説を塚本が映画化した戦争ドラマ。第2次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島を舞台に、飢えや孤独、恐怖に苛まれながらさまよい歩く一等兵・田村の体験が描かれる。塚本が田村を演じたほか、
上映は、8月を中心に全国24館で実施。東京・立川シネマシティでは、本作のサウンドエフェクト / サウンドミックスを担当した北田雅也の監修によるサウンドでの上映が予定されている。終戦記念日である8月15日の東京・ユーロスペースでの上映時には、来場者にA3サイズの特製横型ポスターをプレゼント。なお関東圏を中心に、この2館を含む15以上の劇場で塚本が舞台挨拶を行う予定だ。
また、NHK Eテレの番組「100分 de 名著」では、8月7日、14日、21日、28日に原作小説を取り上げる。28日放送の第4回には塚本がゲスト出演。さらに8月5日には、NHK文化センターの京都教室にて、塚本による1日講座「映画が描く『極限状態』の世界」が実施される。
このたび塚本は「戦争のことを忘れてはならないのは、最初の1年目だけではありません。願わくば、毎年終戦記念日近くには『野火』を上映し、いつまでも戦争の恐ろしさを、劇場の大きな空間で体感として味わっていただきたいと、その必要を感じています」とコメントを寄せた。
上映スケジュールなど詳細は映画の公式サイトにて確認を。
「100分 de 名著」大岡昇平「野火」
NHK Eテレ 毎週月曜 22:25~22:50ほか
第1回:2017年8月7日(月)
第2回:2017年8月14日(月)
第3回:2017年8月21日(月)
第4回:2017年8月28日(月)
<ゲスト>
映画が描く「極限状態」の世界
2017年8月5日(土)京都府 NHK文化センター京都教室
17:00~18:30
受講料:会員 3369円 / 一般 3931円 / 学生 3369円
<講師>
塚本晋也
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戦後70年には多くの方々に「
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リンク
- 映画「野火」オフィシャルサイト
- 「100分 de 名著」公式サイト
- 映画が描く「極限状態」の世界 | NHK文化センター京都教室
- 映画「野火」予告編
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