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同映画祭のパノラマ部門に出品された本作は、ごく普通の女子高生・森川ココネが、自身の過去につながる大きな事件に巻き込まれていく姿を描いた長編アニメーション。主人公ココネを高畑充希が演じ、その脇を満島真之介、古田新太、高橋英樹、江口洋介らが固めた。
上映後には約150人の観客から自然と拍手が。観客との質疑応答にて、人工知能を重要なモチーフにした理由を聞かれた神山は「日本には世代格差、世代間の断絶がある。その象徴がテクノロジー。若い世代はソフト、上の世代はハードと分かれ、経済発展の障害になっているのではないかと思う。映画の中では象徴として人工知能が出てくる。主人公のココネは世代間をつなぐ存在」とキャラクターに込めた思いを明かした。
舞台挨拶終了後、サインや写真撮影を求めて列を作った50人以上のファンの1人ひとりに、笑顔で応えた神山。なお本作は中国での配給が決定しており、劇場公開に向けて準備が進められている。
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