ギレルモ・デル・トロ大興奮、永井豪がアヌシー映画祭「マジンガーZ」イベント登壇

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「劇場版 マジンガーZ(仮題)」の特別イベントがフランスのアヌシー国際アニメーション映画祭2017にて現地時間6月14日に行われ、原作者の永井豪が登壇した。

ギレルモ・デル・トロ(左から2番目)の持参したノートにマジンガーZのイラストを描きサインを添える永井豪(左端)。

ギレルモ・デル・トロ(左から2番目)の持参したノートにマジンガーZのイラストを描きサインを添える永井豪(左端)。

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同イベントは、世界的に注目を集める作品の制作過程をいち早く公開する「Making of」というプログラムの一環として実施された。

「マジンガーZ」や「UFOロボ グレンダイザー」のTシャツを着た永井ファンの熱気があふれる観客席には、「パシフィック・リム」の監督ギレルモ・デル・トロの姿も。続いて観客席に現れた永井が、デル・トロの持参したノートにマジンガーZのイラストを描きサインを添える。デル・トロは「サンキュー! ありがとう!」と大興奮の様子で永井と熱く抱擁を交わし、満面の笑みを浮かべてガッツポーズを取った。

「劇場版 マジンガーZ(仮題)」特別イベントの様子。

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イベントには、本作のプロデューサーであるダイナミック企画の永井一巨と、東映アニメーションの金丸裕も登壇。テレビシリーズの最終回から10年後の世界が舞台となることが発表された。また、オープニングテーマが水木一郎の歌う「マジンガーZ」新録バージョンに決定。同曲の作曲者・渡辺宙明の息子である渡辺俊幸が劇中音楽を手がけることもわかった。

さらに、本編から抜粋された特別映像が上映され会場の熱気がピークに達する中、永井が登壇。「今のほうが、マジンガーZが活躍するのにふさわしい時代だと思います。未来に対する混乱を感じながら、強い力で平和を取り戻すためのヒーローを求めている空気があると思う。僕自身、45年前に作ったときも当時より先の時代を見ていた」と語る。

最後に永井は「昔から観てくれている人にも、これから初めて観る人にも、キャラクターの魅力をたくさん感じていただけるとうれしいです。先ほど、ギレルモさんにマジンガーのような力で抱きつかれて」と笑い、「『子供の頃にすごい影響を受けた』と感謝されましたが、彼のような素晴らしい才能が新しいマジンガーの影響を受けて次々と生まれてくることを期待しています」とファンに向けてメッセージを送った。

左から茅野愛衣、「劇場版 マジンガーZ(仮題)」第1弾ビジュアル、森久保祥太郎。

左から茅野愛衣、「劇場版 マジンガーZ(仮題)」第1弾ビジュアル、森久保祥太郎。[拡大]

「劇場版 マジンガーZ(仮題)」で監督を務めたのは「ONE PIECE」や「プリキュア」シリーズで知られる志水淳児森久保祥太郎が主人公の兜甲児、茅野愛衣がヒロインの弓さやかを演じる。公開日などの詳細は後日発表予定だ。

※記事初出時、内容に一部の誤りがありました。

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(c)永井豪/ダイナミック企画・MZ製作委員会

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空向 @9/23プリステ ウマ12&9/25ダービーガールズP-15 @soramuko

落ち込むことがあっても、永井豪からサインを貰って少年の様な笑顔を浮かべて喜んでるギレルモ・デル・トロの写真を見たら少し元気が出る

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