「競技かるた名人位・クイーン位決定戦」をはじめ、競技かるたの大会が多数開催されることから「かるたの殿堂」「かるたの聖地」と称される近江神宮。前作の「
撮影後には囲み取材も行われ、広瀬、野村、新田、小泉がインタビューに応じた。2016年4月に行われた「-下の句-」初日舞台挨拶にて続編の制作決定がサプライズ発表された際、ステージにへたり込んで号泣した広瀬。そのときの気持ちを問われると「わーってなりすぎちゃって、記憶に残ってなくて。夢みたいでした。いま(続編が)本当だったんだなと実感できてます」と、続編の撮影が充実していることを匂わせる。野村は続編発表時、「大丈夫かな、(キャストの)年齢とか。俺はまだ(高校生役が)いけるけど、いけないやつとか出てくるんじゃないかと」と心配していたことを茶目っ気たっぷりに語った。
同じ質問に対し新田は「また綿谷新という役をやれるんだ、みんなとまたかるたが取れるんだとうれしかったです。監督のもとでまたご指導していただけることもうれしくて」と真摯な表情。小泉は野村と新田のコメントの落差に「このコントラストね」と笑って見せた。また新田はギレルモ・デル・トロ監督作「パシフィック・リム」の続編へ出演するため、「ちはやふる -結び-」の撮影前は海外にいたと話し、「海外にかるたを持っていって。『パシフィック・リム』では日本人の役だったので、劇中の抜けのシーンでかるたやってますから! 本当に!」とかるたへの熱い思いを吐露。さらに小泉が「『パシフィック・リム』の撮影直後、体がムッキムキだったんです」と水を向けると、新田は「体型は戻したくて、こだわりました。11kg落として」と新を演じることへの並々ならぬ決意を明かした。
小泉は前作から2年ぶりに再集結したキャストたちについて「前より気合いが入ってる。続編というプレッシャーもあり、前作を上回らなきゃいけないというのがかるたの動きに出ています。別にかるたがうまくなれば前作を上回れるわけではないんですけど、そこに姿勢が表れている気がして」と分析。また「この3人以外のメンバーも、気合いの入り方が尋常じゃない。準クイーンで千早より強い設定の新キャストの清原さんをはじめ、絶対負けないという思いが滲み出てる。これぞ続編で、これぞ『ちはやふる』だなと感じました」と、キャストたちの気概を称え、続編への期待をあおった。
そして記者が原作者の
「ちはやふる -結び-」は6月末にクランクアップ。前作から2年後、高校3年生になった千早たちの最後の全国大会が描かれる。
関連記事
広瀬すずの映画作品
関連商品
末次由紀 @yuyu2000_0908
https://t.co/982TtqnrAu