堀禎一「夏の娘たち～ひめごと～」公開にあわせて監督作13本を特集上映

堀禎一の6年ぶりの劇映画「夏の娘たち～ひめごと～」が、7月1日から東京・ポレポレ東中野で公開。あわせて堀の監督作を集めた特集上映も7月1日から21日にかけて同劇場で開催される。

「夏の娘たち～ひめごと～」は、長野・上田市を舞台に義理の姉弟の秘めた愛を描くR15+指定作品。ヒロインの直美役を「乃梨子の場合」の西山真来、義理の弟・裕之役を舞台などで活躍する鎌田英幸、直美の幼なじみ・義雄役を「怒り」の松浦祐也が演じる。そのほかのキャストに、志水季里子、速水今日子、和田みさ、川瀬陽太らが並ぶ。

堀の監督作を集めた特集上映のラインナップは、しなな泰之のライトノベルを実写化した「魔法少女を忘れない」、ボーイズラブ好きの女子を主人公にした「妄想少女オタク系」、静岡・浜松市の集落で行われている茶葉の栽培と加工の様子を記録したドキュメンタリー「天竜区」シリーズなど13本。期間中は上映後にトークイベントも実施され、堀のほか映画監督の草野なつか、詩人の佐藤雄一、映画研究者の岡田秀則らが登壇する。詳細は劇場の公式サイトで確認を。

「夏の娘たち～ひめごと～」公開記念 堀禎一特集

2017年7月1日（土）～21日（金）東京都 ポレポレ東中野
＜上映作品＞
「宙ぶらりん」
「草叢」
「笑い虫」
「妄想少女オタク系」
「東京のバスガール（2008年）」
「憐 Ren」
「魔法少女を忘れない」
「Making of Spinning BOX 34DAYS」
「天竜区奥領家大沢 別所製茶工場」
「天竜区旧水窪町 祇園の日、大沢釜下ノ滝」
「天竜区奥領家大沢 夏」
「天竜区奥領家大沢 冬」
「天竜区旧水窪町 山道商店前」
料金：一般、シニア 1300円 / 大学・専門学生 1000円 /