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地域発信映画として制作・上映していく映画シリーズ企画「M シネマ」の第2弾にあたる本作は、人生に絶望した女性・佐倉理華と、彼女を導くセラピスト・ラブの関係を描いた人間ドラマ。理華役の松井と宮岡は「M シネマ」第1弾の「gift」に続いてのタッグとなった。宮岡が「前回も天性のものを持っていると思いましたが、今回は役が憑依していた。さらに素晴らしい女優さんになりました」と褒めたたえると、松井は照れつつ「監督はサスペンスやホラーがお好きなんですよね? できあがった作品を観て、監督のカラーがちりばめられていると思いました」と本作の感想を述べる。
一方、新川は宮岡が助監督だった頃に出会ったことを述懐。当時に思いを馳せながら、宮岡は「(今回は)新川さんの現場を引っ張る力を感じました」と切り出す。そして「撮影後、スタジオの隅で新川さんと廣瀬さんが話していて。こっそり聞いてみると、廣瀬さんが『人生に悩んでるんだよね』と弱気な感じで言ってたんです。ラブじゃなくて新川さんのセラピーみたいでした」と暴露。廣瀬は「(新川と)昔ドラマでご一緒したんですけど、今でも印象が変わらずお姉ちゃんみたい。頼りになります」と話すも、新川から「(廣瀬のほうが)7歳年上ですからね!」と返され苦笑していた。
続いて新川が演じたラブのセラピー同様、キャスト陣も観客から寄せられた相談を解決することに。就職で悩んでいる相談者による「今の職業を選んだ決め手は?」という質問に、新川は「実は介護系のお仕事に就きたくて、ずっと勉強していたんです。今でも興味があるのでいつか関われたらいいなと思います」と打ち明けた。すると廣瀬は「今はっきりわかりました!」と目を輝かせる。「お姉ちゃんっぽいのは、介護されてる感じだったのかな?(笑) それぐらい包容力があるんですよ!」とうれしそうに語り、会場の空気を和ませた。
最後に「好きな人に告白する勇気がありません。喝を入れてください」という相談が飛び出すと、廣瀬が「喝!」と一言。するとあとに続く松井、新川も「喝!」と順番に叫び、松井は「精一杯の喝が送れたんじゃないですかね」と満足げな表情を浮かべた。
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