第70回カンヌ国際映画祭でグランプリを獲得した「BPM(Beats Per Minute)(英題)」の日本公開が決定した。
「イースタン・ボーイズ」の
カンヌ国際映画祭授賞式後の記者会見にて、カンピヨは「とてもパールナルな内容である本作を作るにあたり、感情的にならないように必死だった」と制作当時を回想。治療薬を提供しない製薬会社を巡り、ミッテラン政権と闘った自身の経験を「この時代を生きるヒーローを描きたかったんだ。10年間もこの感染症に耐えなければならず、世間に被害者として見られ、急に“病んでいるホモセクシャル”としてみなされながらも、何人もの命を救う行動を起こしたことは、英雄的だったと思う」と語った。
同会見にて、LGBT人権活動家でもある審査委員長の
「BPM(Beats Per Minute)」は2017年内に公開。
※記事初出時、内容に一部誤りがありました。お詫びして訂正します。
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今年度カンヌ映画祭グランプリ受賞、エイズ差別と闘う若者描く「BPM」日本公開|映画ナタリー https://t.co/9wygXj7stW