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本作ではブラック企業に勤める青山隆が、彼の幼なじみを自称する謎の青年・ヤマモトに出会ったことで変わっていくさまが描かれる。ヤマモト役の福士は劇中で関西弁に挑んだほか、バヌアツ共和国で撮影されたパートではビスラマ語も披露。なじみのない言葉だが、福士は「言語はすごく好きなので楽しく勉強しました」と晴れやかな表情を見せる。また「バヌアツは海も空も人の心もきれい。僕たちを見かけると手を振ってくれたのが不思議な感覚でしたが、心が豊かなんだなあと思いました」と振り返った。
青山役の工藤も、バヌアツでの日々を回想する。工藤が「5日間ほどの滞在で、福士くんは4日間撮影でしたが、僕は1日だけで(笑)。ホテルの目の前が海だったのでボーッとしたり、青山はバヌアツ来てからどんなことするんだろう?と考えたりしていました」と話すと、小池は「うらやましい!」と目を輝かせ、一方の吉田は「せっかく行ったのに大したことしていない!」とツッコミを入れていた。
映画のタイトルに絡めて「ちょっと今から俳優やめてくる」と銘打たれたコーナーでは、もし俳優をやめたら?という質問にそれぞれが回答。農業を学んでいたという工藤は「農家です。野菜作りたいです!」、福士は「仕事しないです。世界1周をするんじゃないかな」と生き生きした顔つきでプランを練る。
最後に成島から、福士と工藤に向けてメッセージが。成島は撮影で2人を厳しく追い込んだことを明かし、「一皮むけると俳優として脱皮すると言いますが、この2人にとってこの作品がそういうものになった。それは本当に2人の努力のおかげ。これからもずっと日本映画界を背負っていく俳優がここに誕生しました!」と胸を張った。そして「今まで真面目に2人を褒めたことなかったから」と照れ笑いしつつ、「お礼を言うのは僕のほうですと、今日ここでお礼を言いたいと思います。ありがとう」と思いを込めて感謝する。
突然のあまり驚きとうれしさで、なかなか言葉が出てこない2人。福士は涙をこらえようと上を向くも我慢できず、目尻をぬぐいながら、「僕を役者として育ててくれたのは成島監督だと思います。これからも僕は役者人生を歩んでいきますが、今の気持ちは10年20年経っても忘れないと思います。監督に出会えたことは僕の大きな財産になりました」と述べ、俳優としてこれからも邁進していく決意を表明する。工藤も涙で声を震わせながら「よく2人でも話していたのですが、次に成島監督の作品に出させていただくときは、僕らが監督を助けられるような役者になって、いつか必ず成島さんに恩返ししたいと思っています!」と力強く誓った。
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昨日公開の映画「ちょっと今から仕事やめてくる」、聲の形以上にトラウマ抉られそうでラストまでメンタル持つか分かんないけど絶対いい映画だよね…😦
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