現在全国公開中の「
本作は、言語学者のルイーズ・バンクスが、突如現れた地球外生命体とコンタクトを試みる姿を描いたSF作品。
「まさか映画化されるとは夢にも思っていなかった」と自身の短編「あなたの人生の物語」について語るチャンは、「ドゥニが監督した『灼熱の魂』を観て、この映画化の話を真摯に受けとめることができた。いわゆるハリウッド流のSF映画だったら、たぶん無視していただろうね」とコメント。また製作総指揮も務めた脚本家のエリック・ハイセラーに対して「ドゥニの作風に加えて、エリックの書いた脚本を読んでいくうちに、映画をイメージすることができた。脚本についてはいくつかコメントをさせてもらったけれど、エリックが最初に説明してくれたもののままだよ」と振り返る。
一方ヴィルヌーヴは「正直に言えば、あの短編小説で描かれる幾層もの視点と時空が行き来する世界を、どのように表現すればいいかわからなかった」と不安を覚えていたことを告白。続けて「それでも、強く美しい知性を持ったストーリーが心の底に響いたんだ。テッドの素晴らしい短編小説のおかげで、死や自然、命の謎との考えを取り戻すことができたよ」と述懐している。
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