Yahoo!知恵袋の投稿「妻が必ず死んだふりをしています」榮倉奈々×安田顕で映画化

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Yahoo!知恵袋の投稿をもとにしたコミックエッセイ「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」が、榮倉奈々安田顕のダブル主演で映画化される。

「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」原作本の書影(左)と映画の場面写真(右)。

「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」原作本の書影(左)と映画の場面写真(右)。

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「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」

「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」[拡大]

原作は、2010年にYahoo!知恵袋に投稿され話題を集めた質問「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」をコミカライズしたもの。死んだふりをして夫の帰りを待つ妻と、その妻に困惑する夫の関係性が描かれる。映画では、謎の行動を繰り返す妻・ちえを榮倉、冷静で至って普通な夫・じゅんを安田が演じた。そのほか小出恵介野々すみ花が出演し、「デトロイト・メタル・シティ」「幕末高校生」の李闘士男が監督を務めている。

榮倉は、自身が演じたちえについて「独特な言葉を使い、独特な表現をする人で、見る人によっては不器用と取れるかもしれません。しかし、夫・じゅんさんとの関係性を見ていると、しっかりと自分の哲学を持ってるように思います」とコメント。安田は「この作品をきっかけに『夫婦』について、いい意味であらためて思うこともあり、具体的ではなくて申し訳ないのですが、それは観てくださる方々それぞれに感じていただけると嬉しいです」とメッセージを寄せた。

「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」は2018年初夏、全国でロードショー。

※記事初出時より、公開時期が変更になりました。

※記事初出時より、小出恵介から大谷亮平にキャストが変更となりました。

この記事の画像(全2件)

(c)2017「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会

Yahoo!知恵袋に投稿された質問(投稿者:kkajunsky)

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。
どういうことなのでしょうか?
家に帰り玄関を開けると妻が倒れていました。
最初は驚きましたが毎日やるので
ほら起きてと流すようになりました。
すると翌日は口から血を流しており、
1週間後は白いTシャツが血まみれだったり

最近ではネタがなくなったのか?
または煮詰まりすぎて思考が狂ってきたのか?
頭に弓矢が突き抜けていたり、
ビニール袋を被っていたり(息してるので思いっきり袋が伸縮している)
昨日は軍服を着て銃を抱えたまま名誉の戦死を遂げていました。

もちろん妻の横を素通りしています。

妻はどうして欲しいのか?
そしてこの先どこに行きたいのか?
全く分かりません。誰か教えてください。

この間など頭に弓矢が貫通したまま
夕飯を作っていました。

榮倉奈々 コメント

最初にお話をいただいた時の第一印象は正直なところ、変わったタイトルだなぁ…、このタイトルにどんなストーリーが綴られるのか、全く想像がつきませんでした。
演じさせてもらったちえさんは、独特な言葉を使い、独特な表現をする人で、見る人によっては不器用と取れるかもしれません。
しかし、夫・じゅんさんとの関係性を見ていると、しっかりと自分の哲学を持ってるように思います。夫婦という親密な関係だからこそ見えてくる、人となりを表現できたら、観ている方にも共感していただける感情がちりばめられているのではと思いました。
夫婦を題材にした作品は初めてで、2人の生活空間(セット)での撮影は少し照れくさくもありました。安田さんとは3度目の共演となりますが、夫婦のように近い関係性は初めてだったのでやはり照れくさかったです。李監督は、監督自身が毎日楽しそうで、現場のみんなが気持ちよく過ごせる環境を作ってくださいました。
ある夫婦の一風変わったコミュニケーションが優しく描かれている映画になってます。なんでもない日常の中で起こるささやかな出来事で感情が揺さぶられる。
現実世界に生きる私たちがリアルに感じ、見ている景色をスクリーンでも感じていただけると思います。

安田顕 コメント

出演が決定した時は、とにかく懸命に取り組もうと思いました。
この作品をきっかけに「夫婦」について、いい意味であらためて思うこともあり、具体的ではなくて申し訳ないのですが、それは観てくださる方々それぞれに感じていただけると嬉しいです。
榮倉さんとは、榮倉さんが二十歳の頃、はじめてドラマでご一緒したことがありました。
今回久々に現場でお会いできて、嬉しかったです。
また李監督は現場のスタッフさんからの信頼が厚く、人望のある方だと感じています。
本作で私はちえの夫・じゅんを演じましたが、監督のイメージに沿えるよう、取り組ませていただきました。
原作の空気感とは違う監督の世界観、そして榮倉さんの七変化を映画館で堪能していただけたら幸いです。

K.Kajunsky(原作者)コメント

この度実写化の話を聞き、自身も映画ファンとして実際に映画にわずかでも携われることがとても嬉しいです。こんな日が来るとは夢にも思いませんでした。
こんなことになるなら、あんな適当なHNではなくきちんとしたペンネームを名乗っていればよかったと思いました。
榮倉奈々さんはとてもチャーミングな方で健康美というイメージで、どんなちえさんになるのかとても楽しみです。
安田顕さんはTEAM NACSからのファンなのでとても嬉しく思いますが、私自身が安田さんほどイケメンではないので少々心苦しいです。
一つの投稿から始まり、映画として2時間ほどの話になるとどんな展開になるのかとても楽しみです。
我が家であった出来事がスクリーンで映し出されるのかと思うと少し恥ずかしい気持ちもありますが、鑑賞させていただく時は第三者の目で楽しもうと思っています。そして妻は直視できるのか心配です。

読者の反応

てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

“そのほか小出恵介、野々すみ花が出演し、「デトロイト・メタル・シティ」「幕末高校生」の李闘士男が監督を”/Yahoo!知恵袋の投稿「妻が必ず死んだふりをしています」榮倉奈々×安田顕で映画化 - 映画ナタリー https://t.co/BW1i0bXTGE

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