人形アニメーション作家・持永只仁の歩みをたどる展覧会が、明日5月13日から9月10日にかけて東京の東京国立近代美術館フィルムセンターにて行われる。
1919年に東京に生まれ、セルアニメーションの修業を積んで中国に渡り、帰国後に人形映画製作所を率いてアメリカのテレビ・劇場向け作品にも携わった持永。彼が関わった人形アニメ映画「怪物の狂宴」は、少年時代のティム・バートンにも強い印象を与えた。
展覧会では、持永家で保管されてきた人形たちや制作資料、写真、映像などを展示。中国での撮影所設立に力を尽くすとともにアニメーション制作を指導するなど、教育者としても活躍したその生涯に迫る。弟子の川本喜八郎らが造形した人形たちの展示も。
さらに期間中には、北京電影学院で持永の薫陶を受けた中国のアニメーション関係者らを招いたイベントなども行われる。詳しくは公式サイトで確認を。
人形アニメーション作家 持永只仁
2017年5月13日(土)~9月10日(日)東京都 東京国立近代美術館フィルムセンター展示室
※月曜は休館
開館時間 11:00~18:30 ※入場は18:00まで
料金:一般 250円 / 大学生、シニア 130円
※高校生以下、障害者(付添者は原則1名まで)、MOMATパスポート持参者、キャンパスメンバーズは無料
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- 東京国立近代美術館ーフィルムセンター
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