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「猫忍」は、孤独な忍者・陽炎太が、掟を破り人目を避けながら猫を飼うさまを描いた作品。大野が陽炎太、金時が猫の“父上”、船越が陽炎太の父親で伝説の忍者・剣山を演じた。
まず金時を除く大野、船越らが登壇。忍者役を演じたのが初めてという大野は「いろんなアクションをやってきましたが、忍者が一番しんどかったです……」と吐露。「侍とは違い、体勢を低くした肉弾戦で動きも素早く体力的に限界でした」と撮影を振り返る。しかし、敵役の忍者が江戸時代を再現したテーマパーク日光江戸村で働く人々だったらしく、大野は「隠密活動はされてない、けどプロフェッショナルな忍者の方との戦闘なので見応えありますよ!」と自信をのぞかせた。さらに大野は、忍者を演じるうえで参考にした人物を広島東洋カープで活躍する野球選手・菊池涼介と明かす。アクロバティックな守備力から“忍者”の愛称で親しまれる菊池を「試合でたびたび拝見し、動きを真似していた」と語った。
舞台挨拶も中盤、お待ちかねの主役猫・金時が眠そうな顔で飼い主に抱きかかえられながら登場。大野は金時を抱っこした瞬間に顔をほころばせ癒やされた表情を見せる。金時が演じるのは、剣山が変化の術を使って変身した猫の“父上”。司会から金時と船越さんはそっくりだと振られ、船越は「似ていると思われる方は拍手をお願いします」と促す。すると会場からは大きな拍手が。「そんなに似てます!? あれえ(笑)」と船越は納得がいかない様子だが、しぶしぶ似ていることを認めた。
続いて「変化の術ができるなら何になりたいか?」と問われた大野は「金時の飼い主さんになりたい」と即答。金時に顔を近づけ「ねえ。お前かわいがられてるんだよねえ」と猫なで声で話しかけると、金時は眠たそうな表情をしたまま何も応えなかった。さらに大野は「大変だったのは、父上ではなく金時と接している気分になってしまい、セリフが何度も赤ちゃん言葉になってしまって(笑)」と撮影時のエピソードを明かす。
イベントの最後、金時を抱きかかえた大野はゆっくり会場を練り歩き、観客のフォトセッションに応じた。
「猫忍」は5月20日より東京・角川シネマ新宿ほかにて全国ロードショー。
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