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「無限の住人」は、沙村広明の同名マンガを原作とする時代劇エンタテインメント。不老不死の肉体を持つ万次が、剣客集団・逸刀流に両親を殺された凜のため戦いに身を投じていく。
万次役の木村、凜役の杉咲らキャスト陣が姿を現すと、満席となった会場には割れんばかりの歓声が響き渡る。木村は、感慨深げな表情で観客席を見渡したあと「本日をもって『無限の住人』は客席の皆さんのものになります。どうかかわいがってやってください」と挨拶した。
本作の舞台挨拶に参加するのは今回が初めてという海老蔵は「本当は僕、ここにいる予定ではなかったんです」と告白。そして、ある日たまたま新幹線で木村と遭遇し、イベントへの参加を促されたことを明かす。また海老蔵は「(木村)先輩から『これ温かいから』と缶コーヒーを渡されたことがあって。実際そこまで温かくなかったんですけど『温かいです』と言いました」と、ニヤリとしながら撮影時のエピソードを披露し、木村を爆笑させた。
本日のイベントでは、映画の公式Twitterアカウントで募集した質問に登壇者たちが回答。「不死身だと思うのは誰ですか?」と尋ねられた木村は「海老蔵。常識を備えつつこれだけ自由な人はいない」と即答する。また杉咲は「木村さんです。寒いときもコートを着ないし、撮影が終わって疲れてるときも眠らないんです」と裏話を披露。福士が「市原さんは野性味でどんな困難でも乗り越えそう」とコメントすると、市原は笑顔を浮かべた。さらに戸田が「満島さんは『いえーい!』とか言って死んでることに気付かなそう」と無邪気に述べると、満島自身も納得したようにうなずく。
続いて「無限の休みをもらえるとしたら何をしますか?」と聞かれた木村は「それ、失業ということになりますね」とジョークを飛ばし、「今まで行ってないところに身を置きたいです。日本をしっかりと感じてみたい」と思いを明かす。福士は「バックパック1つ背負って世界を旅したいです」と語った。また、じっとしているのが苦手だという満島が「どれだけじっとしていられるのか試してみたい」と話すと、すかさず木村から「今やればいいじゃん」とツッコミが入り、海老蔵が「そこの観客席空いてるからさ」とたたみかける。満島は「今日1日ずっといなきゃいけないってことですか!? たぶん途中で『ああ!』とか叫んじゃうから、観客の皆さんが映画に集中できなくなります」と述べ、会場の笑いを誘った。
同作のキャスト陣を「野獣のよう」と表現する三池。「束ねるのは大変だったと思われるかもしれませんが、皆さんとてつもない才能の持ち主なんです」と登壇者たちに目を向け、「血がたくさん出る時代劇というと抵抗があるかもしれません。でもそれを乗り越えた先にはすごい世界が待っています」と作品をアピールした。
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- 「無限の住人」予告編
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