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木村扮する剣士・万次が、杉咲演じる両親を亡くした少女・凜の用心棒となって戦いに身を投じるさまが描かれる「無限の住人」。万次が不死身であることにちなみ富士見高等学校で実施されたこのイベントでは、三池が特別講義を行うという事前アナウンスのもと、体育館に約700人の全校生徒が集められた。
「ラブストーリーがあんまり得意じゃない監督が、今度はぶった斬りエンタテインメントを作りました」という挨拶で登場した三池。しばらくトークを展開した後に「映画監督になるなんて思ってもみなかったことですが、奇跡的な出会いがあって今こうしてやらせてもらっています。思ってもいなかったことというのは、意外と起こるんです。いくら説教っぽく言ってもしょうがないと思うので、皆さんにも体験してもらおうと思います」と発言する。そして「キャストの皆さんにも来てもらっています」と木村、杉咲、福士、満島をサプライズで呼び込み、大きな歓声が起こった。
ステージに上がった木村は「生徒と先生のコミュニケーションがとれているのか、やんちゃな子がいないですね(笑)」と挨拶。杉咲は「高校生の頃はリレーの選手でした。今もちょっと速いです」と、福士は「もし今高校生に戻れるとしたら留学をしてみたいです」と話す。
続いて生徒からの質問コーナーに移り、木村へ「顧問の先生に一目惚れして陸上部に入ったのですが、先生がいないときの部活はあまりやる気が出ません」という相談が。木村は「この場でこの相談をされても非常に困っちゃうんですけど」と言って陸上部顧問の教師と質問者、そして陸上部の部長を前方に呼び出す。「どういうことなの?」と聞いて生徒たちをタジタジにさせ、部長が責任を持って見守るということで一件落着した。
失敗したときの気持ちの切り替え方を聞かれた杉咲は「私は失敗しても眠ると忘れちゃうんです。あとはお風呂に入るとか、ごはんを食べることですかね。あ、あと回鍋肉」と回答して笑いを誘う。福士は夢を見つけたきっかけを問われ「高校生の頃は夢がなかったのですが、お仕事をやっていくうちに責任が出てきて、負けたくないと思ったときに夢が生まれました」と答える。そして満島は、初対面の相手と話すのが苦手だという生徒に「まずは世界共通の、目を見て挨拶するということを実践しよう。素敵な現場ではみんなしっかりと挨拶をするから、先生も生徒のみんなも心がければ最強の富士見高校になると思うよ」とアドバイスし、拍手を起こした。
最後に木村が「『無限の住人』では、三池組の一員として撮影に臨ませていただきました。自分1人の力だと勘違いしてしまいそうになるときもあるかもしれませんが、周りのみんながいて自分たちが輝くということを忘れず、(万次とは違う)限りある命を生きていってほしい」と語りかけ、イベントを締めくくった。
「無限の住人」は4月29日より全国ロードショー。
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hamana @junta1113
#無限の住人 イベント富士見高校
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話した内容が分かる記事
締めの言葉はずっと変わらない木村さん
高校生に届くと思う
高校生特に男子は映画館へGO
デート映画にもいいよ
https://t.co/77KG9tJW27