5月12日に封切りを控える「
本作は、23もの人格を持つDID(解離性同一性障害)の男を主人公としたスリラー。マカヴォイのほかアニヤ・テイラー=ジョイ、ベティ・バックリーらが出演に名を連ねる。
「ウォンテッド」での初来日以来9年ぶりに日本を訪れたマカヴォイは、歓声に包まれて登場すると「コンバンハ! ジェームズ・マカヴォイです。今日はアリガトウゴザイマス」と日本語で挨拶。日本の印象について「皆さんフレンドリーでとても親切にしてくださって、おしゃれでスタイリッシュな街だなと思っています」と笑顔で語る。今回の来日でやりたいことを尋ねられたシャマランは「コミック専門の書店に行ってみたいので、いいところがあったら紹介してください」とアピール。
驚きが多い自身の映画について質問されたシャマランは「もともとミステリーやスリラーといったジャンルが好きなので、主人公がどっちの方向に行くかわからない展開が多い。だけど急に正しい情報が入ってくることが、サプライズにつながるんだと思う。観客がわからないように、情報量を抑えるタイプのストーリーテリングが好きです」と話す。続いて、本作の脚本を「観客の皆さんがこういうジャンルだと思い込んで映画を観ていて、最後の最後の最後のシーンで裏切られる。実は全然違うジャンルの映画だったんだ、と思わせる展開をやりきれるかがポイントだった」と語った。
4月21日が38歳の誕生日だったマカヴォイは「誕生日をどのように過ごしましたか?」と尋ねられると、東京の新宿歌舞伎町にあるロボットレストランに行ったことを告白。「すべてがいかれていて、とても奇妙でクレイジーだった。『日本人がほとんどいないけど、西洋人のためのものなの?』と日本人カップルに聞いたら、『日本人はもうほとんど来てるから』と言われた。クールな素晴らしいところでした」とエピソードを披露した。
観客から「ハッピーバースデー!」と祝われたマカヴォイは、「アリガトウ! 皆さんが大好きです!」とファンに感謝を伝える。マカヴォイは日本人通訳の汗を拭く振りや、立ち上がって通訳の後ろに回り、肩をもむ仕草をして客席を盛り上げた。
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ジェームズ・マカヴォイ9年ぶりに来日、日本での“奇妙でクレイジーな体験”を告白 - 映画ナタリー https://t.co/6gLAzRdxVR