ドラマ「
本作は、夜神里奈の同名マンガを実写化するプロジェクトのドラマ版。告白12連敗中の女子高生・橘せとかに突然訪れたモテ期を描く。土屋がせとかを、血のつながりのない兄の橘はるかを片寄が演じた。
土屋は「せとかとはるかは海と一緒に育ったので、美ら海に守られているこの沖縄国際映画祭に参加することができてうれしく思っています」と挨拶。同役のオファーを受けたときのことを「本当にプレッシャーがあって、今もそれは続いています。私は原作のせとかちゃんと外見や性格も真逆なので、演じることで失礼になってしまわないかな、とか。でも原作の中でコミカルな場面のときに、たまに2等身や3等身のせとかがいて。これなら近付ける!と思ってそこから少しずつ手を伸ばしていきました」と振り返る。
土屋は、片寄のことを“お兄”と呼んでおり、彼の演技について「なんでこんなにせつない目ができるんだろう」と絶賛。普段からミュージシャンと芝居で共演するときは、相手のライブDVDを買って観ているという土屋は「GENERATIONSさんのライブ映像を拝見したのですが、せつないときの目とお兄が歌っているときの目がそっくりで。やっぱりライブってたくさんの方々に感情を伝えるから、それが凝縮されている目というのはこんなに感情が入っているんだなと納得しました」と語る。
一方片寄は、土屋に対して「初日に『お兄って呼んでいいですか?』と言われて、なるほど!って。そういうところから入るんだなと学ばせていただきました」と話す。現場での休憩中は土屋の日傘を持ち、扇子であおいでいたそうで「やっぱり兄妹なので、距離が近付かないと駄目だな、何ができるかな、と思って。とりあえず太鳳ちゃんのマネージャーさんに代わって、しれっと日傘を持ってみたり、そういうところから距離を縮めていきました」と説明した。また片寄は、妹であるせとかに恋をするという役どころについて「本当に“妹”に対する愛だったのか、“女性”として見ての愛だったのかは最後までわからなくていいのかな、と思いました」と自身の考えを述べた。
最後に片寄は「映画公開に向けて『兄こま』プロジェクトもどんどん盛り上がっていけたらと思っています。皆さんの心に残るような作品になればいいな」と挨拶。土屋も「今日は皆さんとご一緒できて、土屋太鳳としても橘せとかとしても本当に幸せな時間でした。この幸せな時間をスタートに、末永く『兄こま』の世界を愛していただけたらうれしいです」と話し、舞台挨拶を締めくくった。
ドラマ「兄に愛されすぎて困ってます」は日本テレビにて放送中。映画版は6月30日に全国で公開される。
関連記事
土屋太鳳の映画作品
関連商品
リンク
- ドラマ「兄に愛されすぎて困ってます」公式サイト
- 映画「兄に愛されすぎて困ってます」公式サイト
- 第9回沖縄国際映画祭「島ぜんぶでおーきな祭」公式サイト
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
Gnews @Gnews__
[エンタメ]「兄こま」土屋太鳳、“お兄”片寄涼太がマネージャー代わりに?沖縄で裏話明かす - ナタリー https://t.co/7T7gWsDZsy ドラマ「兄に愛されすぎて困ってます」の特別編集版が、4月22日に第9回沖縄国際映画祭「島ぜんぶでおーきな祭」にて上映され、沖縄…