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木村扮する不死身の剣士・万次が、杉咲演じる両親を亡くした少女・凜の用心棒となって戦いに身を投じるさまを描いた「無限の住人」。撮影や舞台挨拶のキャンペーンを経て仲を深めてきた木村と杉咲は、万次と凜さながらの関係を築けたと互いに語る。杉咲の腕を取って登場した木村は「自然に彼女をエスコートできる自分がいること、そしてふっと腕を通してくれる杉咲さんがいることをうれしく思います」としみじみ述べた。
対する杉咲は、ファンに対する木村の姿勢に感銘を受けたと報告。「キャンペーンではたくさんの方に来ていただき、劇場に入れないお客さんがいた日もあって。それを聞きつけた木村さんの提案で、皆さんに直接お礼を伝える場を設けてもらったこともありました」と話す。また「毎回ごはんに連れていってもらいました。お寿司屋さんでは芽ネギをいっぱい食べました!」と無邪気な笑顔を見せる場面も。
逸刀流統主・天津影久役の福士も木村から影響を受けたようで、万次と剣を交えるシーンの撮影について「それまで意識していたものがぶっ飛ぶくらいのことが起きた。天津としても自分としても、木村さんの万次に引っ張ってもらったという思いがあります」と述懐。続いて女剣士・乙橘槇絵役の戸田は「あるシーンで槇絵の一生を語るセリフがあり、どうやって成立させるかが難しかったです」と苦労を振り返った。
極悪非道の剣士・尸良役の市原は「ハイエナが生きたまま動物を捕食する動画を毎日観ていました」と独特の役作りを告白し、観客をぎょっとさせる。そして凶戴斗役の満島からは、撮影に臨むにあたっての2つの心得が明かされた。「ひとつ、木村拓哉の懐に素早く入る!」「太秦の撮影所の食堂で木村さんと写真を撮る!」と高らかに叫び、どちらも撮影初日に成功させたと報告する満島。「僕は動物のエグい動画じゃなくて、木村さんの写真を(携帯電話の)待ち受け画面にして撮影に臨んでいました!」と満足げな顔を見せ、木村を笑わせていた。
第70回カンヌ国際映画祭で特別招待作品として本作が上映されるにあたり、木村、杉咲、三池の3人は現地へ赴く。三池は「木村拓哉というスーパースター、それに耐えうる三池組のスタッフのタフさ、そして参加してくれた個性的なキャストがぶつかり合っている。世界から見てもそうない作品だろうなと思います」と自信を口にした。
沙村広明のマンガを実写化した「無限の住人」は4月29日より全国ロードショー。
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