謎の男「トニ・エルドマン」に変装した父と娘の絆を描くコメディ予告編

第89回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたドイツ映画「ありがとう、トニ・エルドマン」の予告編がYouTubeで公開された。

第29回ヨーロッパ映画賞にて作品賞、監督賞、男優賞、女優賞、脚本賞の5部門を制した本作は、悪ふざけが大好きな父親ヴィンフリートと、コンサルタント会社で働く娘イネスの関係性をユーモラスに描くコメディ。「恋愛社会学のススメ」のマーレン・アーデが監督を務めた。

予告編では、イネスとヴィンフリートが久々の再会でハグをする場面からスタート。そして、仕事に追われるキャリアウーマンのイネスを心配するヴィンフリートが、ダサいスーツを着てカツラと入れ歯を装着し“トニ・エルドマン”という別人になって彼女の周りに出没するさまが切り取られていく。ポスターに描かれている謎に満ちた毛むくじゃらの生き物も登場する。

「ありがとう、トニ・エルドマン」は6月24日より東京・シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。