本作は、時代劇専門チャンネルと日本映画専門チャンネルを運営する日本映画放送が製作。19世紀の日本を舞台に、幕府が管理する日本地図を国外に持ち出すため冬の山を進む若い密使と、彼を追う番人たちの姿を描き出す。
侍同士の斬り合いなどは描かず、美しい自然を背景にした逃走劇に焦点を合わせた本作。現在YouTubeにて公開中の特報映像には、笠を被った森岡が周囲を気にしながら山道を歩く様子が切り取られている。
三宅は「日々の煩わしさから遠く離れたいという一心で冬山に向かった。自然体の映画をつくりたくて、余計なものをなるべく削ぎ落とすように撮影した」と本作についてコメント。また「森岡龍という人間の、美しくて純粋な芯に触れられた気がして、とても穏やかな気持ちになれた。ありがとう」と感謝の気持ちを述べている。
三宅唱 コメント
日々の煩わしさから遠く離れたいという一心で冬山に向かった。
自然体の映画をつくりたくて、余計なものをなるべく削ぎ落とすように撮影した。
最後に何が残るか。多くの仲間の姿から、ひとが根っこに持つ逞しさ、愛嬌、哀しさ、
自由を教わった。森岡龍という人間の、美しくて純粋な芯に触れられた気がして、
とても穏やかな気持ちになれた。ありがとう。
彼らの新鮮な空気が、そのまま多くの方に届くと嬉しい。
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