満島真之介「ひるね姫」トークイベントで主人公ココネと自身の歩み重ねる

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ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」のトークイベントが3月30日、東京のワーナー・ブラザース映画試写室にて行われ、キャストの満島真之介が登壇した。

「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」トークイベントの様子。

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「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」キービジュアル

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神山健治が監督を務めた本作は、岡山・児島で暮らす女子高生ココネが自身の過去につながる大きな事件に巻き込まれていく姿を描いたロードムービー。高畑充希がココネに声を当て、満島はココネの幼なじみのモリオを演じた。

満島真之介

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進学や就職などを控える学生が招かれた会場にて、満島は登場するなり最前列に座る来場者1人ひとりとハイタッチ。このイベントは満島自身の発案から決まったそうで、「みんなに会いたくてしょうがないんですよ。毎日舞台挨拶をしたいくらい」と話す。そして主人公ココネの魅力を「登校するときに『おはよう!』って町の人に声をかける姿から、身近な人を大切にしていることがわかる。彼女の持っている明るい雰囲気は、居眠りをして怒られるシーンにも出てます。ああやって笑い合えるクラスって意外とないんですよね。背伸びせずに等身大のままでいられることって素敵だなと思います」と語った。

満島真之介

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満島はモリオについて「自分の好きなことをまっすぐにやっているところが素敵。そして自分が好きなことを周りに伝えたいと思いながら生きているところが、僕自身と近い」と明かす。またココネとモリオの関係については「2人とも、面と向かって直接お話するでしょ。この作品にはタブレットやVRといったコミュニケーションツールが登場するんですけど、ココネとモリオは一切それを介さない。だから2人の距離が近く感じるんですよね」と述懐した。

来場者との質疑応答の中で、出身地の沖縄から東京に来た経緯を「オダギリジョーさん主演の『HAZARD ハザード』っていう映画を観て、この作品の監督と関わりたいと思ったんです。それが園子温監督で、その後助監督をやらせてもらうことになって、ずっと映画の裏方をやっていたんです」と振り返る満島。最終的に俳優になったことについて「やりたいと思っていたことをずっと周囲に話していたら、回りまわってつながって。ココネも同じですよね。最初はなんでいつも同じ夢を見るんだろう?って思っていただけだったのが、いろいろなことがつながって彼女の人生が前に進んで!」と語り、自身の歩みとココネの成長を重ねた。

「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」は現在全国にて公開中。

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(c)2017 ひるね姫製作委員会

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