ディズニー・アニメーションを実写化した「
もともとアニメーション版のファンであったという平田が「ミュージカルをやらせていただくときに、アニメーション版からイメージを膨らませていましたが、実写版はより奥行きが出ているなと思いました」と映画の感想を述べると、昆は「なぜベルには母親がいなかったのか、父親はどうして母親のことを語らなかったのかなど、今までアニメーション版や舞台版で描かれなかったベルや野獣の背景が描かれているのは大きなポイントです」と、実写版で明かされる新たなストーリーに触れる。
また田邊は、舞台版と実写版に登場する野獣のソロ曲について言及。バラに触れようとするベルに「出ていけ」と言い放った野獣が歌う舞台版の「愛せぬならば」と、ベルを愛しているからこそ父親の元に帰したあとに歌う実写版の「ひそかな夢」を比較し、「位置関係は異なりますが、ともに彼女を愛するという同じ思いを歌っています」「聴けば聴くほどいい曲で、癖になります。『ひそかな夢』は僕もぜひ歌ってみたいですね」と楽曲について語った。
野獣とベルが踊るシーンの話題になると、昆は「暗かったお城がボールルームのシーンで一気に明るくなる。映像だからこそできる細やかな表現や色使いの変化を感じますね」と述べ、「今日2人が舞台でドレスを着て踊っているときに、黄色いドレスって条件反射で泣くんだなって(笑)」と劇団四季の舞台を鑑賞して思わず号泣したことを明かす。
最後に実写版について、田邊は「新しい『美女と野獣』です。四季による舞台版を愛してくださっている方にはぜひご覧いただきたいですね。これまで描かれなかった部分を深く味わっていただけると思います」とコメント。平田は「舞台版よりもさらに奥行きが生まれた実写版。より広く深く『美女と野獣』のことを知ることができると思います。絶対にご覧いただきたいです」と太鼓判を押した。
「美女と野獣」は、4月21日より全国ロードショー。ベル役をエマ・ワトソン、野獣役をダン・スティーヴンスが務め、日本語吹替版では山崎育三郎が野獣に声を当てる。
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