本作は、大学生時代の向井が朋子の手記をパソコンで打ち直し、家族や親戚とともに自費出版した「何日君再来」をもとにした物語。戦後の混乱期、朋子とその夫・吾郎が、時代の波に翻弄されながらも懸命に生きる姿を描く。
主題歌の「何日君再来」は、1937年に中国・上海で製作された映画「三星伴月」の挿入歌。日本では「いつの日君帰る」のタイトルで知られ、これまでテレサ・テン、ジュディ・オング、小野リサ、夏川りみ、石川さゆりなどが歌ってきた。高畑は「何日君再来」について「歌詞から感じたストレートな愛情、相手のことをすごく“好き”という感情や、その人がいなくなってしまったときのポッカリ穴があいたような思い。色々な感情を自分に閉じ込めて、感じたままに歌いました」と述べている。
また、現代の朋子役で
なおYouTubeでは予告編が公開中。高畑の歌う「何日君再来」を聴くことができる。「
高畑充希 コメント
ミュージカルなどで歌う機会も多いのですが、映画の主題歌を任せて頂くというのはかなり重大なことだと思うので、お話を頂いて驚きましたし、とても嬉しかったです。
主題歌は映画の最後に流れる曲なので、映画の余韻をこわさないように歌いたいという気持ちが強かったです。
「何日君再来」は初めて聴きました。歌詞は苦しかったり、悲しかったり、喪失感を感じるのに、メロディー自体はとても明るく、だからこそすごく切なく感じました。歌詞から感じたストレートな愛情、相手のことをすごく“好き”という感情や、その人がいなくなってしまったときのポッカリ穴があいたような思い。色々な感情を自分に閉じ込めて、感じたままに歌いました。
歌詞の中で印象深いのは「いとし君、いつまた帰る」というところです。“好き”とか“愛してる”ではなく、“いとしい”という言葉の響きがとても好きでした。
この映画は、向井さんの祖母の手記を向井さんご自身が書き起こして、それをさらに映画にされたということで、純粋にすごいなぁと感じました。私のイメージの向井さんは、すごく熱くて真面目な方です。そんな熱いチャレンジに関われることをとても幸せに思います。
向井理 コメント
決して簡単な曲ではない「何日君再来」を、ここまで豊かに、そして作品や登場人物を包み込むように歌唱できるのは高畑さんくらいだろう、と試写室の真ん中で思い知らされました。
映画の最後に流れるこの歌の素晴らしさで全てが決まる。
それくらい映画と歌が調和し、高め合う。
余韻に浸るのではなく、映画の一部であると思う程心に残る歌声でした。
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- 「いつまた、君と ~何日君再来~」公式サイト
- 「いつまた、君と ~何日君再来~」予告編
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
高畑「相手のことをすごく“好き”という感情や、その人がいなくなってしまったときのポッカリ穴があいたような思い。色々な感情を自分に閉じ込めて、感じたままに歌いました」/尾野真千子×向井理「いつまた、君と」の主題歌を高畑充希が担当 https://t.co/OlWBlaRXna