「シン・ゴジラ」が最多7冠で第40回日本アカデミー賞を席巻

第40回日本アカデミー賞授賞式が、本日3月3日、東京・グランドプリンスホテル新高輪にて行われた。

最優秀作品賞、最優秀監督賞など最多7部門に輝いたのは、庵野秀明が総監督、樋口真嗣が監督を務めた「シン・ゴジラ」。「湯を沸かすほどの熱い愛」の宮沢りえが最優秀主演女優賞、杉咲花が最優秀助演女優賞に輝いた。最優秀主演男優賞を受賞したのは「64-ロクヨン- 前編」の佐藤浩市。「怒り」の妻夫木聡が最優秀助演男優賞を獲得した。最優秀アニメーション作品賞を受賞したのは「この世界の片隅に」。「君の名は。」は最優秀音楽賞と最優秀脚本賞を受賞した。

セレモニー後の囲み取材には佐藤と樋口が登場。樋口は怪獣映画で作品賞を獲ったことについて「自分たちとしては、怪獣映画を作っているつもりはなかったかもしれません。怪獣映画だからこうしようということよりも、恋愛や犯罪を描いた映画にたまたま怪獣が登場したらどうなるだろうというふうに考えて作っていきました」と説明。佐藤は息子の寛一郎が「ナミヤ雑貨店の奇蹟」で俳優デビューを果たすことについて聞かれると「助言を求められれば言うこともあるだろうけど」と話し、「来年は息子さんが新人賞を獲ったりすることも」と問われると「そんな恥ずかしい展開は……もう三國（連太郎）との間でやっちゃってますから」と苦笑した。

第40回日本アカデミー賞の受賞結果は以下の通り。

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